トヨタモビリティパーツら、受発注業務の最適化サービス実現で協業開始を合意

株式会社ブロードリーフ(以下、ブロードリーフ)とトヨタモビリティパーツ株式会社(以下、トヨタモビリティパーツ)は12月11日、受発注業務の最適化サービスを実現することを目的に協業開始合意を発表した。

今回の協業は、ブロードリーフが開発・提供するデジタルビジネスプラットフォーム「Broadleaf Cloud Platform」とトヨタモビリティパーツが提供する「トヨタならではの高品質なサービス」とを連携する。これにより、安心・安全なカーライフのさらなる促進と、最適なサービスの提供を目的としている。

トヨタモビリティパーツを通じて行われる自動車部品の受発注に関する業務では、「紙・電話・FAXを中心としたアナログ業務」が現在主流となっている。今回の協業では、ブロードリーフが有するIT技術と、自動車整備業などのモビリティ産業の事業者のネットワークを活用することにより、効率化の実現と普及に取り組んでいく予定だ。これにより、モビリティ産業の事業者にとっては見積から部品発注、納品に至るまで、ワンストップで利用できる環境を提供する。

なお、両社は、今後もそれぞれの強みを生かした協業を通じて、モビリティ産業の事業者の生産性向上に貢献する。くわえて、カーオーナーにとって、利便性の高い生活サービスや移動の楽しさを体感してもらう機会の提供を目指し、魅力的なサービスを検討していくと述べている。

「紙・電話・FAXを中心としたアナログ業務」効率化イメージ

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