塩入温泉 12月22日に営業再開 レジオネラ属菌の検出で約3カ月間休止 香川・まんのう町

香川県まんのう町の入浴施設、通称「塩入温泉」が、12月22日に営業を再開します。

塩入温泉は、8月の定期検査で、浴槽の1カ所から基準値の約550倍のレジオネラ属菌が検出されました。厚生労働省によりますと、レジオネラ属菌は河川や土壌などに生息している細菌で、感染すると肺炎を引き起こす可能性があるということです。

まんのう町は、検査結果の報告を受け、9月12日から温泉の営業を休止し、浴槽につながる循環配管やろ過器などの清掃や、源泉供給ラインの一部撤去などを行いました。

改修工事は11月中旬ごろに完了しましたが、仲南地区簡易水道の水源が少なくなり、11月5日から周辺地域に節水が呼び掛けられていたため、営業再開を延期していました。

まんのう町は、清掃管理や水質検査体制を強化するなど、より一層の衛生管理を図るとしています。

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