三重県志摩市の漁港に小魚の死骸が大量に打ち上げられ、14日は朝から漁業関係者らが回収作業に追われました。
志摩市大王町の波切（なきり）漁港で大量に浮かんでいるのは、カタボシイワシという小魚の死骸。
現時点で重さが30トンから40トンほどあるとみられますが、いまも増え続けているということです。
14日は、朝から漁業関係者らが回収作業に追われていました。
（地元の漁師）
「ブリなんかが追い回すとみんな港内に入ってくる」
地元の漁師らによりますと、ブリなどの魚に追われて酸欠になり死んだとみられるということです。
志摩市では、回収した小魚の一部を肥料の原料として買い取ってもらう方針ですが、今後も数が増え続ける見通しの中で、買い取ってもらえない分をどう処理するかについては、今後、協議の上で決めていくとしています。
