アニメ『ワンピース』1087話、シャンクスとマルコの別れが意味深?ルフィとエースのアニオリ補完もエモかった…

フジテレビ系列で放送中のアニメ『ONE PIECE』(ワンピース)。12月10(日)には1087話「女ヶ島の乱!英雄コビーの一件」が放映。ワノ国を後にするマルコにスポットが当たり、シャンクスルフィとの会話を通して見える彼の想いが視聴者の心を打ちました。

また、後半には新型パシフィスタ「セラフィム」の姿がお披露目され注目の的に。SNSの感想とともに、話題になった点を振り返ります。

※記事の特性上、内容に触れています。

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マルコとシャンクスの別れが意味深?含みのある表情は…

冒頭では、シャンクスの船に乗り合いワノ国を出たマルコにスポットが当たりました。

目的地へ到着し「またな」と別れの挨拶をするマルコに対し、「じゃあな」と返すシャンクスのやりとりがなんだか意味深だと話題になりました。シャンクスの挨拶を聞き、含みのある表情をみせたマルコがより意味ありげなシーンに感じさせた様子。

視聴者からは「再会を感じさせるマルコに対して完全な別れを感じさせるシャンクスが意味深…」「マルコが何かに引っかかってたのを見逃さなかった」「原作での展開も不穏だし何か裏があるのかと勘繰ってしまう」と不安の声もあがっていました。

しかし、そんな意味深な顔をしたすぐ次のシーンで、マルコはワノ国でルフィと別れた際のやりとりを思い返しており、ルフィの笑顔にエースの面影を重ねる姿が描かれています。これは、シャンクスの「じゃあな」を聞いたときの意味深な表情と似た反応。

きっとマルコはルフィの笑顔にエースの影を、シャンクスの笑顔にルフィの影を見て、あの表情を浮かべていたのではないでしょうか。

ルフィにエースの面影を重ねるマルコがエモい

とりわけルフィとエースが重なる描写には「エモすぎて泣いた」「ルフィにエースの面影や意思を重ねて見守ってきたんだな」「泣きそうな瞳のアップと微笑む口元…いい補完だ」と心を揺さぶられる視聴者のポストが多く見られました。

頂上戦争ではエースと白ひげを、鬼ヶ島決戦ではイゾウを失い「また生き残っちまった」と切なく呟いていたマルコですが、エースの意思を継ぐルフィが作る新時代にエールを送りつつ、笑って旅立つ姿が印象的なシーンでした。

また、一連のシーンに登場したシャンクスとベックマンの「おれは手かからねェよ なァベック」「かかる」のやりとりも可愛らしく、赤髪海賊団ファンの心をくすぐったようです。

「セラフィム」アニメ初お披露目!パシフィスタへの反応は?

そして、後半にはコビーハンコック黒ひげといった豪華なメンバーが登場し画面を賑わせました。そんななかで、新型パシフィスタ「セラフィム」がアニメ初お披露目に。

登場したのは、幼い頃のハンコックとミホークにそっくりの端麗な容姿と、ルナーリア族のような身体的特徴を持つパシフィスタ。

原作勢からは、彼らの姿が予想以上に子どもらしく可愛いと反響がありました。確かに、セラフィムたちへの命令にどこか戸惑っている様子のコビーの気持ちも理解できるほど、戦闘用の兵器とは思えぬ可愛らしさ。

また、そんな見た目に反してかなりの強さを有していることも注目されており、黒ひげとも対等にやり合う実力が話題になっています。これまでにくま、ハンコック、ミホークと元七武海の面々がパシフィスタ化されている点もふまえて、今後注視していきたいキャラクターたちです。

(執筆:まりも)

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