「市としての調査は考えていない」佐鳴湖の魚類からPFASが検出された問題 浜松市・中野祐介市長

浜松市の佐鳴湖の魚類から発がん性が疑われるPFASが検出された問題で、中野祐介市長は現時点での調査について「考えていない」としました。

浜松市では航空自衛隊浜松基地の周辺の河川や地下水などから国の指針値を超える高濃度の有機フッ素化合物PFASが検出されています。

京都大学などの調査によると、浜松市の中区と西区にまたがる佐鳴湖からも一部の魚類からPFASが検出されていますが、13日の定例会見で中野市長は、「市としての調査を考えていない」としました。

国内でPFASの摂取と健康被害に関する評価基準が示されておらず、市民に無用な不安をあおる事はできないとしています。

一方、国に対しては引き続き、評価基準を示すよう要請していきたいとしました。

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