「死ねばいいのに」50代女性の非常勤講師が中学の授業中に発言 「感情的になり申し訳ない」と謝罪

テレビ愛知

稲沢市の中学校に勤めている50代の女性の非常勤講師が11月、授業中に生徒に「死ねばいいのに」と発言していたことがわかりました。

市の教育委員会によりますとこの非常勤講師は、1年生の家庭科の授業中、別のクラスの生徒たちが指示を聞かずスムーズに作業ができなかったことを話した上で、その生徒らについて「死ねばいいのに」と発言しました。

当日中に複数の生徒が学校側に伝えたことで発覚。学校が確認をしたところ、講師は発言を認めました。

講師は聞き取りに対し「感情的になり、軽率な言葉で子どもたちに嫌な思いをさせてしまった。申し訳ない」と話しているということです。

講師と校長は、すでに1年生の生徒とその保護者に謝罪をしています。この講師はすでに家庭科の担当を外れていますが、今回の発言を受け、精神的に不安定になっている生徒もいるということです。

市の教育委員会は「あってはならないことで、申し訳なく思っている。言動についての研修を繰り返し再発防止に努める」と話しています。

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