PGAツアー“直行”のトップ5へ 中島啓太や小平智のライバルは?

米ツアー4勝のスコット・ピアシーらも出場する※撮影は2022年「3Mオープン」

◇米国男子◇Qスクール ファイナルステージ(最終予選会) 事前(13日)◇TPCソーグラス(フロリダ州)◇ダイズバレーC (6850yd、パー70)、ソーグラスCC(7054yd、パー70)

PGAツアーの2024年出場権をかけた最終予選会が14日(木)から始まる。4日間72ホールのストロークプレーで予選カットはなく、上位5位タイまでがPGAツアー出場資格を獲得。40位タイまでに下部コーンフェリーツアーの限定的な出場権が与えられる。

フィールドには中島啓太、小平智を含め165人が集結した。世界ランク90位の中島はただ一人同ランク100位以内で、PGAツアー4勝で45歳のスコット・ピアシー、同じく41歳のショーン・オヘアー、小平ら19人の同ツアー優勝経験者が名を連ねる。

最年少出場は「19歳92日」で開幕を迎えるアルドリッチ・ポットギーター(南アフリカ)で、22年「全英アマ」を大会史上2番目の年少記録で優勝し、今年の「マスターズ」「全米オープン」出場後にプロ転向した。

23年の全米学生ランク上位者では、「全米学生(NCAA)選手権」メダリストで2位のフレッド・ビオンディ(フロリダ大)、「同選手権」準優勝で4位のロス・スティールマン(ジョージア工科大)、22年「全米アマ」優勝で5位のサム・ベネット(テキサスA&M大)らも出場する。

また、来季PGAツアーのフルシードを逃したものの、フェデックスカップポイントランキング126位から150位で下部コーンフェリーツアーの出場資格がある選手もステータスアップを目指して参戦。2022年「WMフェニックスオープン」で半裸パフォーマンスをして罰金騒動を起こしたハリー・ヒッグスもそのひとりだ。

そのほかにゴルフ界のレジェンド、アーノルド・パーマーの孫サム・ソーンダースが今季の下部ツアーランキングで60位に入り、ファイナルステージから参戦する。

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