市の課題解決に役立てようと、子どもたちが描いたデジタルアートの売上金が、12月12日、千葉県柏市に寄付されました。
11月4日、柏市の商業施設「モラージュ柏」で子ども向け教育イベント「NFTアートをつくってみよう」が開かれ、参加した子どもたちは、それぞれタブレット端末を使って自由にデジタルアートを描きました。
これらの作品は、NFT(ノンファンジブルトークン)として、取引の場所となるNFTマーケットプレイス、OpenSea(オープンシー)に出品され、その売り上げ金が寄付金の原資になりました。
12月12日、柏市役所では寄付金の贈呈式が行われ、イベントの講師やチバテレの関係者から、柏市へ寄付金1万5480円が贈られました。
なお寄付金は、柏市の市民公益活動の環境整備に活用されるということで、関係者は今後もこうした活動を続けていきたいとしています。
柏市役所 白井正孝さん
「とても良い取り組みと感じた。子ども達の描きたいものを世界に発信できることは、子どもにとってプラスですし、こういう活動が普及すれば、デジタルを通じ世界とつながり、視野が広がる良い経験と思います」
「寄付金は柏市の市民公益活動の環境整備や、柏市内のよりよいまちづくりに活用させていただきます」