大同生命保険は14日、全国の中小企業経営者に「今年の世相を表す漢字」を尋ねたところ「高」が1位だったと発表した。「物価高、原材料高、コスト高…」（情報通信業）などの理由が挙がり、厳しさを増す経営環境がうかがえた。
調査は11月、大同生命の職員による訪問やウェブを通して実施。3740件の有効回答を得た。
「高」は5.1％に当たる189人が選んだ。苦しい状況を訴える声の他に「志を高く持って乗り越えたい」という意見もあった。
次点は「戦」（4.8％）で「世界各地での戦争によりエネルギー資源などが高騰し、経営者として戦っている」と答えた人もいた。3位は「暑」（4.5％）。
