東海道線で再生可能エネ導入 JR西日本、26~27年度中に

「新快速」誕生50周年記念のヘッドマークを掲げた車両=2020年、兵庫県太子町

 JR西日本は14日、新快速などが走る東海道線や山陽線などの運転用電力に、太陽光発電由来の再生可能エネルギーを導入すると発表した。2026年度から27年度中の運行を目指す。総合商社の双日が設立した太陽光発電事業者の電力を関西電力が調達し、JR西に供給する。

 JR西の営業区間の東海道線、北陸線、山陽線、福知山線などで導入する。対象となる路線の年間運転用電力量の約12%を、再生可能エネルギーに置き換える計画だという。

 JR西は、30年度までにグループ全体の二酸化炭素(CO2)排出量を13年度比で50%削減する目標を掲げている。

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