維新、衆院候補150人超 目標の全選挙区擁立は難航

国会内で記者会見する日本維新の会の藤田幹事長=14日午後

 日本維新の会は14日、次期衆院選公認候補となる選挙区支部長2人を発表した。候補予定者は150人を超え、計151人となった。野党第1党奪取に向け、全289小選挙区で候補擁立を目指すとした目標は堅持するが、最近は公募申し込みが減少傾向にあり、作業は難航している。年明け以降、政治塾を開講するなど人材発掘を急ぐ。

 藤田文武幹事長は記者会見で「立憲民主党より多くの候補を擁立できるように頑張りたい」と強調した。野党第1党の立民は約170人を擁立済み。

 維新は、宮城4区での出馬を予定していた早坂敦衆院議員の選挙区を宮城2区に変更するとも明らかにした。

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