【セカンドライフを送るシニア向け】離婚や死別の別れを経験した方に熊野古道を歩き内省するモニターツアー

セカンドライフを豊かにするためには、趣味などの夢中になれることを探したり、生涯学習といった学びたいことを見つける必要があります。

そのためには、自分自身と向き合う時間が大切です。

定年退職を迎えセカンドライフを送っている方、離婚や死別などの別れを経験したシニアの方向けを対象にしたモニターツアーが実施されるとのことで、詳細をご紹介します。

世界遺産・熊野古道を歩いて、自分自身と向き合うモニターツアー

セカンドライフを送るシニア向けに開催されるモニターツアーは、世界遺産である熊野古道を2泊3日かけて歩き、内省するというもの。事前にモニターを募集し、巡礼道を歩くことで起きる感情の変化や、自分自身との向き合い方などについて調査する予定です。

熊野古道がある熊野は、「蘇りの地」として信仰を集めてきており、日本古来の宗教・歴史・文化を感じられる場所として、多くの観光客が訪れています。

「熊野古道を巡礼することで自分自身と向き合い、考えを深められるのではないか」と考え、人生の節目に直面している国内在住の方が熊野古道を巡礼するモニターツアーを開催。

離婚や死別など別れを経験した方や、定年退職を迎えセカンドライフを送る方を対象に、2024年1月20日(土)〜22日(月)にモニターツアーが実施され、それに伴った参加者を5組限定で募集しています。

熊野古道を歩くモニターツアーのスケジュール

【1日目】滝尻王子~高原(SEN.RETREAT TAKAHARA)

1日目は、熊野三山の聖域の始まりとされている滝尻王子からスタート。

標高300mの山の上にある高原地区、美しい雲海と星空が見れる小さな集落を目指します。

歩行距離:3.9km
所要時間:約2時間30分
食事:お弁当・朝食付き

1泊目は、ここにある1棟貸し宿「SEN.RETREAT TAKAHARA」に宿泊します。

【2日目】高原(SEN.RETREAT TAKAHARA)~近露(SEN.RETREAT CHIKATSUYU)

2日目は、急な上り坂と平坦な道が組み合わさった道が続き、程よいトレッキングを楽しみます。

歩行距離:10km
所要時間:約4時間30分
食事:猪肉鍋・朝食付き

2泊目はコンテナホテル「SEN.RETREAT CHIKATSUYU」に宿泊します。

【3日目】発心門王子~熊野本宮大社

最終日となる3日目は、路線バスで、近露から発心門王子まで移動してから、トレッキングを開始。

歩きやすいゆるやかな下り坂の道が続き、古道らしい苔むした石畳の道が連なる人気のコースを歩きます。

区間:発心門王子~熊野本宮大社
歩行距離:6.9km
所要時間:約3時間30分

熊野古道を歩くモニターツアーに参加した方の声

【12月開催のツアーに参加した方の感想】
休日返上でひたすらハードワークをこなしてきましたが、50代になってから更年期の体調変化で思うように働けなくなり、仕事の量を減らすかどうか悩んでいました。
今までは先のことばかり考えていましたが、人工物がなく、ただ大自然に囲まれながら熊野古道を歩いたことで、今この瞬間に集中して、生きている実感を得られました。また、「仕事第一ではなく心のままにありたい」という気づきを得て、人生における優先順位を明確にすることができました。

熊野古道を歩くモニターツアー 概要

■開催日程:2024年1月20日(土)~22日(月)
■参加費用:一人 33,000円
■対象者:離婚や死別など、数年以内に別れを経験した方、または定年退職や子どもの独立を迎え、セカンドライフを送る方
■備考:
・ツアー前とツアー後にオンラインでのインタビューを行い、伺ったお話や写真をオウンドメディアで記事として発信
・1日目は1棟貸しの宿で5組一緒に宿泊。部屋は個室
・他の参加者の方と一緒に歩けるので、1人でも安心して参加できます
応募についてはこちらから


当サイト「おとなの住む旅」では、元気なシニア世代におすすめの住まいも紹介しています。

© 株式会社イチイ