KDDIと日本航空が資本提携 ドローン輸送を共同開発

KDDIと日本航空のロゴ

 KDDIと日本航空は14日、ドローンで物資などを輸送する高度な運航を共同開発するため、資本提携したと発表した。ドローン事業を手がけるKDDIの子会社(東京)が第三者割当増資で発行した株式を、日本航空が取得した。出資額や出資比率は明らかにしていない。

 3社はこれまでも1人の操縦者が複数のドローンを運航するなどの技術開発を進めてきたが、人手不足が深刻化する「2024年問題」などをにらみ取り組みを加速する。

 機体が見えない状態で運航する「目視外飛行」も目指す。物流業者や過疎地を抱える自治体の業務効率化、災害への緊急対応が期待できる。

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