地域の安全安心実現へ連携協定 岡山県警と県猟友会防犯協力会

協定書に署名する(左から)荻野部長、中村会長、井上部長

 行方不明者の捜索など地域の安全安心につながる活動に協力してもらおうと、岡山県警は14日、県猟友会防犯協力会と連携協定を結んだ。

 同協力会は県猟友会の会員約3500人で9月に発足。協定では、県警が行方不明者などの情報を協力会に提供し、会員らが狩猟活動中に発見した際に速やかに連絡する。会の中で特殊詐欺被害や交通事故の防止に向けた啓発活動も進める。

 県警本部(岡山市北区内山下)で締結式があり、協力会の中村伸一会長、県警の荻野英俊生活安全部長、井上卓彦交通部長が協定書に署名した。中村会長は「山中などでの捜索力を生かし、積極的に協力したい」と話した。

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