大福好きにはたまらない！博多ながさき屋の「ふくくる大福」【福岡市早良区】

ちょっとした手土産にぴったりで、おもたせとして自分自身もいただきたくなるような福岡の注目スイーツをご紹介する「福岡おもたせスイーツ」。今回ご紹介するのは、福岡市早良区にある『博多ながさき屋』さんです。

今回は博多ながさき屋高取店に伺いました。博多長崎屋は早良区原に本店があり、高取店は11月4日にオープンしたばかりの店舗。もともと27年前にここに店舗があったそうで、お客さんからは「待ってました！」の声も寄せられているのだとか。

高取店はこじんまりとしたとてもかわいらしいお店。一部、本店の商品の取り扱いもありますが、メインは高取店限定のカステラと大福です。

つぶあん？こしあん？好みに合わせて選べる大福

お店に入るとガラスケースに大福がずらりと並びます。丸々としていてどの子もかわいい！！まずは定番のふくくる大福と黒豆大福を紹介します。

左：黒豆大福 194円 / 右：ふくくる大福 130円

ふくくる大福は餅生地の中に小豆のつぶあんが入ったシンプルな大福。黒豆大福はこしあんに黒豆が入っている贅沢な大福です。つぶあん、こしあん、好みに合わせて選んでくださいね。大福のお餅はふわふわであんこはやさしい味わい。小ぶりなサイズで気軽に食べやすいです。

博多長崎屋の名物であるくるみ餅、「元寇防塁」。このくるみ餅を生地に使って作られたのが元寇防塁大福です。中のあんこはこしあんで、くるみが入っているのでカリッとした食感を楽しむことができます。

元寇防塁 1個130円 / 元寇防塁大福 194円

「元寇防塁」とは鎌倉時代に築かれた蒙古(モンゴル)の襲来に備えるために作られた石垣のことで、博多湾沿岸約20kmもの長さがあります。

このお菓子はもともと、くるみ餅として販売されていた棹菓子だったのだそう。しかし、お客さんの声から、一口サイズに切り分けて販売。その際、くるみ餅の姿がかつて日本を救った「元寇防塁」の石垣に見えたことからこの名前が名付けられました。

さらに、季節の大福も販売されています。名前の通り季節に合わせて中身が変わっていくのだとか。何度行っても違う大福を食べれるので通ってしまいそうです。

上：シャインマスカット大福 250円 / 下：ゆず大福 194円

取材で伺った時はシャインマスカット大福とゆず大福でしたが、現在はみかん大福とりんご大福なんだそう。ちなみにいちご大福もおいしいいちごが見つかり次第始まるそうです。とても楽しみです！！

大福ともう一つ、高取店でのみ販売されているのが「ふわっ子カステラ」です。プレーンとチョコマーブルの2種類があります。キューブの形がとってもかわいく、また、一切れずつカットして販売されているのがとても嬉しいです。

ふわっ子カステラプレーン 194円 / チョコマーブル216円

「ふわっ子カステラ」という名前の通り、カステラはふわふわ！！！つぶれないようにそっともつのがおすすめです。いざ食べると、ふわふわなのに、とてもしっとり、きめ細かい生地！寒い冬に温かい飲み物といただくとよりそのおいしさを楽しめそうです。

和菓子の中で一番大福が好きな私ですが、大福がこんなにたくさん並ぶお店はなかなかないので、とても嬉しかったです。どのお菓子もやさしい気持ちになれるお菓子で心が温まりました。季節の大福を楽しみに、定期的にお店に行こうと思います。

博多ながさき屋高取店

住所：福岡市早良区高取1丁目2−15 セイント高取 [map]

営業時間：10:00～18:00

TEL：092-284-5747

定休日：日曜日

駐車場：なし