成島和紙の里ともす初の「夢灯り展」 花巻・東和で15日から

「成島和紙 夢灯り展」の準備を進める担当者。淡い光が周囲を幻想的に照らす=13日、花巻市東和町・三熊野神社

 花巻市東和町で350年以上前から伝わる成島和紙を使った「夢灯(あか)り展」の準備が進んでいる。15日から同町の土沢商店街を中心に初開催し、伝統の和紙を通した優しい明かりが地域を照らす。

 市東和総合支所などが伝統工芸の魅力を発信し、誘客につなげようと企画。東和温泉や鏑(かぶら)八幡神社など町内18カ所に、成島和紙のランプシェード約420個を展示する。

 24日まで。点灯は午後3~7時。スタンプラリーやジャズのクリスマスライブ(23日)なども予定する。

© 株式会社岩手日報社