『男女の友情』って成立するの?それぞれの目線からみた意見や結論とは

昔から議論になりやすい『男女の友情』問題

昔から「男女間で友情は成立するのか」という議題はさまざまな場で意見を交わされてきました。人によって「男女の友情は成立する」と考えている人もいれば、「男女間では絶対に恋愛感情を抱かないと言い切れない」と否定する人もいます。

また、男女の友情が成立する派、しない派の中でもさまざまな意見が寄せられることも多く、男女でも意見に大きな違いが見られる傾向にあります。

長年、確実なピリオドを打つことができていない『男女の友情』問題ですが、それぞれの意見を聞くと結論に近づくヒントを得られるかもしれません。

『男女の友情』って成立するの?さまざまな意見を紹介

ここでは『男女の友情』に対して、男性と女性、賛同派と否定派のそれぞれの意見を見ていきましょう。男女の友情に対して同じ「成立する」「しない」意見を持っていても、男女間では意見に違いが見られるかもしれません。

男女比では男性側が「成立しない」派が多い傾向に

あるアンケート調査の結果によると、男女の友情が成立するかしないかという質問に対して、男女比では男性側の方が「成立しない」と答えた数が圧倒的に多い傾向にありました。

女性は約6割の人が「男女の友情は成立する」と答えたのに対し、男性の場合は大半が「絶対に友情を維持し続けられるとは限らない」と答えたのです。

しかし、男性の中にも長年、友達として交友を続けてきた女友達を持つ人もいます。このような実体験を持つ人は「男女の友情は成立する」と答えているようです。

【女性視点】男女の友情は成立する派の意見

まずは「男女の友情は成立する」と答えた女性たちの意見を見ていきましょう。

  • 私の性格が男性っぽいので、相手も男友達として接していると思う
  • 本当にお互い心を許しあっていれば恋愛感情は芽生えない
  • 男友達の方が気を遣わずに話せることも多いので、友情に性別は関係ない
  • 女友達と全く変わらない過ごし方や接し方ができる男友達がいるから

「男女の友情は成立する」と答えた女性は、実際に友達としてしか見れない、女友達と同じように気兼ねなく仲良くできる男友達がいるという実体験に基づく回答が多く見られました。

また「自分の性格が男っぽく、相手の男性も男友達に接するように話しかけてくるから」という自分の性格から、「男女の友情は成立する」と考えている方もいます。

【女性視点】男女の友情は成立しない派の意見

では、「男女の友情は成立しない」と否定的な考えを持つ女性の意見を見ていきましょう。

  • 所詮男と女だから、何かのきっかけで恋愛関係に陥る可能性はある
  • 今まで仲良くなった男友達は、だいたいどちらかが恋愛感情を持ってしまった
  • 一生友達でいれると思った男友達と長年かけて付き合ってしまった経験がある
  • そもそも男性をただの友達と思ったことはない

こちらは大きく分けて2つの意見が上がりました。

まずは実際に男友達だと思っていた相手と恋仲になってしまった経験があるという意見です。たしかに、実際に男友達から恋愛関係へ発展した経験を持っていれば、男女の友情が必ずしも成立するとは言えなくなります。

もう1つの意見は、結局のところ男性と女性で性別が違うため、どうしても同性の友達とは同じ目線で見ることができないという意見です。そのため、何かのきっかけで恋愛感情が芽生えてしまう可能性を否定できないという意見が寄せられました。

【男性視点】男女の友情は成立する派の意見

続いて男性側の意見を見ていきましょう。男性にも「男女の友情は成立する」と考えている人は一定数います。

  • 小さい頃から一緒なら兄妹のような対象として見てしまう
  • 実際に長年友情関係が続いている女友達がいる
  • タイプじゃなければ恋愛感情を抱くことはない
  • 一度友達として見てしまうと恋愛対象として見れない

「男女の友情は成立する」と回答した男性側の意見は、ざっくりと以上の2つの意見が多く見られました。

小さい頃から一緒に過ごしてきた間柄であれば、友情よりも家族に近い関係になるのも頷けます。また、実際に友達として関係が続いている女友達がいれば、男女の友情は成立すると言えるでしょう。

【男性視点】男女の友情は成立しない派の意見

男性側に圧倒的に多い「男女の友情は成立しない」という回答には、どのような意見が寄せられているのか見ていきましょう。

  • 結局2人きりになると雰囲気が変わり意識してしまう
  • 男女の友情は大抵男側が理性を保っている
  • 今の関係を壊したくないから下心を見せていないだけ
  • 些細な仕草や言動で意識してしまう

なんとも明け透けな意見が揃いました。女性の否定派の意見では、過去の経験や曖昧な可能性を否定できないという意見が多く見られましたが、男性の否定派は「友達として接していても下心はある」という意見が多い傾向にあります。

生物学的にも男性は女性よりも子孫を残そうという生存本能が強く受け継がれているため、女性に対して性的な見方をしてしまうのはごく自然なことだと言われています。

男女では脳の作りにも違いがあると言われているので、そもそも男性は性別の違う相手に対する視線が最初から異なるのかもしれませんね。

男女の友情は「成立する」とは言い切れない!

いかがでしたか。今回紹介したさまざまな意見を見聞きし、皆さんは男女の友情に関してどのような結論を見出したのでしょう。

男女の友情は成立する派としない派、そして男女間での意見の違いを見てみると、やはり男女の友情が成立するとは言い切れません。相手に対する性的な視線や気付きがお互いに全くなくならない以上、男女の友情は案外あっさり崩れてしまうのでしょう。

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