松尾一主審が今季限りで勇退、J1通算365試合を担当「本当にありがとうございました」

Jリーグの舞台を去る松尾一審判員[写真:©超ワールドサッカー]

日本サッカー協会(JFA)は14日、松尾一審判員(51)が今シーズン限りでトップリーグの担当審判員から勇退することが決定した。

松尾氏は兵庫県出身で、1997年にJリーグなどで笛を吹ける1級審判員に登録。2005年、2007年〜2010年は国際審判員として登録されていた。

2008年からはプロフェッショナルレフェリーとしても活躍。主に主審を務めていた。

主審としてJ1通算365試合、J2通算144試合、J3通算3試合、リーグカップで70試合、天皇杯で49試合を務めた。また副審はJ1で18試合、J2で12試合、リーグカップで2試合、天皇杯で7試合務めた。

2017年には第96回天皇杯決勝で主審を担当。国際試合では、2008年から2010年までAFCカップで笛を吹いていた。

今シーズンのラストの試合は、明治安田生命J1リーグ第34節のアルビレックス新潟vsセレッソ大阪だった。

松尾氏はJFAを通じてコメントしている。

「今シーズンをもって1級審判員としてのキャリアを終えることになりました。これまでフィールドの内外を問わず、たくさんの方々に助けていただきました」

「その時にかけていただいた言葉や関わりは私の大切な宝物です。そして、その言葉や関わりが私の心と体を前へ前へと進めてくれました。本当にありがとうございました」

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