【神奈川記念】御神本「直線長い方が合うかも」キャリックアリードは2着

重賞初挑戦の上がり馬、キャリックアリードは直線猛然と追い上げてきたが 2着までだった。まだオープンに上がったばかりだが、馬券圏外は一度もない安定した走りで、重賞初挑戦の今回も2着と好走。敗れはしたものの、先々が非常に楽しみとも言える2着だった。

2着 キャリックアリード
御神本訓史騎手
「遅かったからちょっと動けなかったし、4コーナー回って外に出す感じになったけど、それでこれだけ攻めてくるんだから、すごいですね。充実してるのだと思います。(乗り心地は)めちゃくちゃ乗りやすいし、ほんとお利口な馬で、もうちょっと直線長い方が、この馬に合うかもしれません」

レース結果、詳細は下記のとおり。

12月14日、川崎競馬場で行われた11R・神奈川記念(3歳上オープン・ダ1600m)は、H.ドイル騎乗の5番人気、ヴィブラフォン(牝4・美浦・高木登)が快勝した。3/4馬身差の2着に3番人気のキャリックアリード(牝4・美浦・高橋文雅)、3着に1番人気のユティタム(牡3・栗東・須貝尚介)が入った。勝ちタイムは1:42.9(良)。

2番人気で小崎綾也騎乗、ニューモニュメント(牡7・栗東・小崎憲)は、7着敗退。

好位から抜け出す

2023神奈川記念・ヴィブラフォンとH.ドイル騎手 (C)Hiroki Homma

H.ドイル騎乗の5番人気、ヴィブラフォンが鮮やかに抜け出した。レースでは砂を被らない2番手で折り合い、3コーナー過ぎから先頭へ。そのまま後続を寄せつけない走りで、脚色衰えることなく押し切った。神奈川記念は川崎記念が来年4月に移動するなどを理由に今年限り開催された中央・地方の交流記念競走。

ヴィブラフォン 15戦5勝
(牝4・美浦・高木登)
父:ドレフォン
母:ヴィンテージローズ
母父:ゼンノロブロイ
馬主:吉田勝己
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 ヴィブラフォン H.ドイル
2着 キャリックアリード 御神本訓史
3着 ユティタム 川田将雅
4着 フォーヴィスム 笹川翼
5着 オマツリオトコ 横山武史
6着 バーデンヴァイラー 西村淳也
7着 ニューモニュメント 小崎綾也
8着 マッドルーレット 森泰斗
9着 ビヨンドボーダーズ 桑村真明
10着 ポリゴンウェイヴ 落合玄太
11着 インペリシャブル 矢野貴之

© 株式会社競馬のおはなし