九州写真記者協会の新聞・通信部会(加盟26社)は14日までに、2023年の新聞報道写真の入賞作品を決めた。グランプリとなる協会賞に、沖縄タイムス社が一般ニュース組み写真部門に出品した「慰霊の日に関する一連の報道」(5枚組み)が選ばれた。応募総数は142点。
【協会賞】「慰霊の日に関する一連の報道」(5枚組み)
沖縄タイムス社は他に、アマスポーツ組み写真部門の部門賞、プロスポーツ組み写真部門とアマスポーツ単写真部門でそれぞれ優秀賞に選ばれた。協会賞受賞は、新聞協会賞も受賞した2019年の「焼け落ちた沖縄の象徴」(5枚組み)、2014年の「あんちゅらさ 奄美・沖縄の『自然遺産』」(5枚組み)、2004年の「米軍ヘリ沖国大に墜落」(5枚組み)に続き4度目。
伊禮健写真部長は「協会賞を筆頭に部門賞など4作品が選ばれるのは初めて。これを励みにこれからも沖縄の事象を伝えていきたい」と語った。
受賞作は以下の通り。
【協会賞】沖縄タイムス社「慰霊の日に関する一連の報道」(5枚組み)田嶋正雄、古謝克公、金城健太、小宮健
【プロスポーツ組み写真部門】部門賞・琉球新報社「最高峰のプレーに熱狂 日本、五輪切符」小川昌宏 優秀賞・沖縄タイムス社「キングス初Vに関する一連の報道」(5枚組み)伊禮健、竹尾智勇、小宮健
【アマスポーツ単写真部門】部門賞・共同通信社「絶妙コンビネーション」古橋遥南 優秀賞・沖縄タイムス社「コザ 悔しい初戦敗退」金城健太
【アマスポーツ組み写真部門】部門賞・沖縄タイムス社「よっ写」(5枚組み)古謝克公、金城健太、名護大輝