男性死亡…国道で車にはねられる 夜の直線道路を横断していた 横断歩道や信号機なく 通報した運転手を逮捕

軽貨物車にはねられ、90歳男性が死亡=春日部市

 11日午後10時半ごろ、埼玉県春日部市榎の国道4号バイパスで、道路を歩いて横断していた同市南中曽根の無職の男性(90)が軽貨物自動車にはねられ頭などを強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。春日部署は自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、軽貨物自動車を運転していた千葉県佐倉市江原台1丁目、自称運送業の男(48)を現行犯逮捕、容疑を同致死に切り替えて、事故原因を調べている。

 同署によると、現場は横断歩道や信号機のない片側2車線の直線道路。車が越谷市方面から杉戸町方面へ進行中、男性をはねた。男が110番した。「車を運転していて歩行者にぶつかり、けがをさせたことは間違いない」と容疑を認めているという。

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