シザ、『SOS』での飛躍の年を経て“これ以上の目標はない”と語る

シザは、アーティストとして自身のバケット・リスト(死ぬまでにやりたいことリスト)を全て達成したようだ。Apple Musicのゼイン・ロウとの最新インタビューで、34歳のR&B/ポップ・スターは、音楽キャリアにおける目標はもうないと告白した。

「もうこれ以上の目標はないですね。ひどい言い方かもしれないけれど、でも……私はもうプラチナ認定を獲得しています」とシザはロウに語った。「プラチナ認定を受けるなんて思ってもみなかったし、レコードはたくさん売れた。スティーヴィー・ワンダーにも会えたし、ビヨンセにも会って一緒に仕事もできたし、フランク・オーシャンにも会えた。母や父は、私のパフォーマンスを見るためにいろんな国に来てくれた。コンサートも完売したし、フェスティバルのヘッドライナーも務めた」と彼女は続けた。

「他に欲しいものがあるか?」と彼女は述べ、「【グラミー賞】にノミネートされ、受賞もした。個人的には、もう成し遂げたという感じ……この先のことは、私が望んでいたこと、考えていたこと、夢見ていたことを超えるものです」と説明した。

今年初め、米ビルボードの<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>にも選ばれたシザは、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で10週首位をマークし、2024年の【グラミー賞】で<年間最優秀アルバム>の候補にもなっている、キャリアを飛躍させた2ndアルバム『SOS』の発売1周年を最近祝ったばかりだ。

現地時間12月10日、彼女は「一日遅れたけど、私の人生を現役で変えているアルバムの1周年おめでとう」と綴り、「私はこの1年を全く整理できていません、まだ起こっているからです……これは夢にも思わなかったことです。この称賛の何分の一かも達成できるなんて想像もしていませんでした」と続けていた。

彼女はその後、『LANA』と題された『SOS』のデラックス・バージョンがリリースされることを予告している。「デラックスは別のアルバムのようなもので、“LANA”っていうの。7曲から10曲で、今年の秋にリリースされるよ」と今年9月に米ブルックリンで行ったライブでファンにリリースを伝えた数か月後、6つの異なるアートワークをインスタグラムに投稿した。

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