「試合前に計画」遠藤航が前半で交代したのは予定通り、クロップ監督が狙いを明かす「結果とは関係ない」

クロップ監督が選手交代の理由を語る[写真:Getty Images]

リバプールのユルゲン・クロップ監督が、日本代表MF遠藤航を含め、前後半で選手を入れ替えた理由に言及した。クラブ公式サイトが伝えた。
【動画】遠藤航は前半のみで交代! リバプールが敗戦

14日、ヨーロッパリーグ(EL)グループE 第6節でリバプールはアウェイでロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズと対戦した。

遠藤はこの試合に先発出場。日本代表DF町田浩樹もフル出場し、日本人対決が実現した。

試合は前半のみスコアが動き、2-1でサン=ジロワーズが勝利。敗れたリバプールはすでに首位通過が決まっている状態であり、結果は影響しない。

この試合、若手や経験の少ない選手を多く先発させたクロップ監督だったが、遠藤とイブラヒマ・コナテは前半のみで交代させ、ライアン・グラフェンベルフ、ジョー・ゴメスとそれぞれ交代させていた。

試合後、コナテを先発させた理由について問われたクロップ監督は、遠藤を含めて試合前から前半のみでのプレーにすると決めていたとコメントした。

「我々はそのインテンシティを共有したかっただけだ。チャンスがあれば、ジョー・ゴメスを90分使う?イブ(イブラヒマ・コナテ)を90分使う?どっちがしたいか? 私は45分ずつと決めた。中盤(遠藤航)も同じだ」

「これらの交代は、結果とは関係なく、試合前に計画されていた。我々はそれを試みた」

「ジャレルが最後までプレーできるなら、最後までプレーすることは明白だった。それがその背後にある考えだ」

プレミアリーグで首位に立つリバプールは、週末にマンチェスター・ユナイテッドと対戦。ケガ人の問題も抱える中で、調整の意味合いも多くあったと考えられる。

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