2024年用年賀状の受け付けが15日、全国一斉に始まった。岡山市北区中山下の岡山中央郵便局では、窓口に来年の干支(えと)・辰(たつ)にちなんだ置物を載せた専用ポストを窓口ロビーに設置。朝から市民らが次々に投函(とうかん)した。
午前9時の受け付け開始前から年賀状の束を持った人たちがロビーに並んだ。100枚を持ってきた女性会社員(61)=同市南区=は「長らく会えていない人には『元気にしているよ』と手書きの文を添えた。メールや電話もあるけど、形に残るのがいい」と話した。
初日は先着50人にいちご大福を贈呈。同郵便局は「25日までに出していただければ元日に届く」と早めの投函を呼びかけている。
全国の年賀はがきの当初発行枚数は約14億4千万枚と前年より約12%少ない。交流サイト(SNS)の普及などで13年連続の減少となっている。