APELEON、eVTOLドローン「APELEON SCALAR」開発。次世代の貨物輸送へ

APELEON SCALARは、優れた巡航性能と高いペイロード容量を備え、垂直離着陸能力と組み合わせることで、貨物輸送において日常的な用途が可能になるとしている。

同社は、大規模な地上インフラを必要とせずに遠隔地にアクセスするための持続可能な航空輸送ソリューションに焦点を当てている。同社は飛行機の利点とヘリコプターの利点を融合させ、すべての機体が垂直離着陸(VTOL)可能で、優れた巡航性能を発揮。その結果、ゼロ・エミッションと低運用コストで効率的な航空機を実現しているという。

同社は農村地域へのアクセス、緊急の医療や技術的状況への対応、特急貨物輸送など、大きな可能性を秘めた航空機ソリューションを設計してきており、これまでにない可能性を切り開くとしている。

完全電動で効率的なドローン

eVTOL技術と先進的な航空モビリティの分野における数年にわたる研究により、当社の最初の製品である、優先的な貨物を配送するための電動垂直離着陸ドローンを商品化するためのベースラインが設定された。

イノベーションの核心は持続可能性

APELEONの航空機は、持続可能なモビリティソリューションを生み出し、企業に国際的な気候変動目標の達成に貢献する力を与えるとして、以下のような項目を挙げている。

  • 乗り物の選択:持続可能なモビリティの鍵は、多様な輸送手段にある。私たちの航空機は、遠隔地と数十キロ離れた目的地を結ぶのに最適で、インフラの必要性を減らすことができる
  • エネルギー効率:国際的な気候変動目標を達成するためには、2030年までに新型車のエネルギー効率を2倍にする必要がある。私たちの航空機工学は、マルチコプターやヘリコプターに比べ、巡航飛行においてはるかに高いエネルギー効率を可能にする
  • クリーンテクノロジー:近年の推進技術とエネルギー技術の進歩により、電気推進システムやバッテリーや燃料電池のような最新のエネルギー貯蔵システムを使用できる。CO2排出ゼロでの飛行が可能に

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