幻想的な別世界へ 空中演舞にハラハラドキドキ 沖縄初上陸「ハッピードリームサーカス」12月22日開幕

空中ブランコ/地上12メートルの高さで自由に舞う空中ブランコはサーカスの華。世界最高峰のモンテカルロフェスティバルで金賞を受賞した「ドリームフライングチーム」が圧巻の演技を見せる

 日本の3大サーカスの一つで、沖縄初上陸となる「ハッピードリームサーカス沖縄公演」(主催・沖縄タイムス社、琉球朝日放送、ムーンウォークメディア)が22日(金)から、豊見城市のイーアス沖縄豊崎で始まる。開演と同時に、息つく間もなく次々と繰り広げられるエンターテインメントショーは圧巻。世界最高峰の空中ブランコ、幻想的で躍動感のある空中演舞、炎をまとったアクロバットなど、9カ国から集まったトップアーティストがハラハラドキドキの別世界へと誘う。夢と感動に満ちたハッピードリームサーカスの世界を紹介する。(社会部・垣花きらら)

フラフープ/全身を使い、約50本のフラフープを自由自在に操るパフォーマー

「幸せ・夢・感動を届けたい」 真枝功一会長

カースタントショー/逆円すい状の鉄格子の中をバイクや車に乗って猛スピードで駆け抜ける「カースタントショー」。日本で唯一のショー

 「ハッピードリームサーカス」の団員約60人を率いるのは、会長の真枝功一さん(63)。「中国雑技団」のパフォーマーとして10年間活動した後、母の故郷である日本に移住。日本のサーカス団に所属した経験も生かし、2001年に大阪を拠点としたハッピードリームサーカスを立ち上げた。

大車輪/高さ7メートルほどある大車輪を命綱なしで回転する迫力満点のパフォーマンス。車輪の外で縄跳びをするなどハラハラドキドキなショー

 サーカスの名前は、ショーを見た観客に現実と懸け離れた別世界を体験してもらい、幸せや夢、感動を届けたいという思いが込められている。

シルクファンタジー/幻想的な情熱の演舞「シルクファンタジー」。空中で優雅に舞う2人の躍動感は、まるで大空を羽ばたく白鳥のよう

 真枝さんは「お客さんが笑顔になってくれることが一番の幸せ。一生の思い出となる世界トップレベルのサーカスを楽しんで」と来場を呼びかけた。

ロープ/ロープを使って、約5メートルの高さからチョウのようにひらひらと舞うパフォーマー

【会期】12月22日(金)~2024年3月3日(日)

※150回公演、休演日あり

ファイヤーパフォーマンス/炎を自由に操るダイナミックな「ファイヤーパフォーマンス」

【会場】イーアス沖縄豊崎大テント特設会場

【主催】沖縄タイムス社、琉球朝日放送、ムーンウォークメディア

【特別協賛】沖縄セルラー電話、琉球物流

【協賛】第一食糧、ほっともっと

【特別協力】イーアス沖縄豊崎

【前売り券プレイガイド】イベンティファイ(ファミリーマート)、ローソンチケット(Lコード82263)、セブンチケット(セブン-イレブン)、コープあぷれ(自由席のみ)前売り券の販売は1月31日(水)まで

【問い合わせ】ハッピードリームサーカス沖縄公演事務局、電話098(988)5555 開幕前は平日午前9時半~午後5時半まで(正午~午後1時を除く)

※期間後半は混み合うことが予想されますので、早めのご予約、ご来場をお願い致します

ピエロ/サーカスには欠かせないピエロのショー。ピエロの親子がコミカルな演技で観客の笑いを誘う

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