特別授業 看護師目指す高校生 小学生に“魅力”伝える

特別授業 看護師目指す高校生 小学生に“魅力”伝える

 看護師を目指す高校生が12月15日、近隣の小学生に看護師の魅力を伝える特別授業を行いました。

 特別授業は、千葉市美浜区にある千葉県立幕張総合高校看護科校舎で行われ、千葉市立幕張南小学校4年生の児童約40人が参加しました。

 幕張総合高校看護科は、県内唯一の看護師養成課程が導入されている高校で、特別授業は、地域の子どもたちに看護師という職業の魅力を知ってもらおうと、2022年から始まった取り組みです。

 児童らは、高校生から赤ちゃんの抱っこの仕方を教わりながら、人形を優しく抱っこし、命の重みを学びました。

 また、普段の手洗いの洗い残しを確認する「手洗い実験」のほか、自分の心音や腸音を聞く「聴診器体験」を通して、看護師の仕事への関心を深めた様子でした。

参加した児童は―
「頭を守る感じで抱っこした。緊張した」

「(看護師の仕事を)経験できて良かったなと思う」

参加した生徒は―
「自分が学校で勉強してきたことを教えることで、より知識も深まったし、自分の知識の足りていないところもわかったので、今後の学習に繋げていこうと思う。知識を持って患者さんに寄り添えるような看護師になれるように、いまから勉強を頑張っていこうと思う」

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