津山市中北上の少林寺で14日、地元の喬松小児童が住民と一緒に飾り付けたイルミネーションの点灯が始まり、夜の境内を約8100個の発光ダイオード(LED)や竹灯籠(とうろう)の幻想的な光が彩っている。18日まで。
参道にはLEDの赤や青、緑に光る鮮やかなライトをつり下げ、石段にも赤い花形のキャンドルスタンド約150個を設置。竹灯籠は全校児童39人がイラストや模様を描いた紙を貼り付けた約150個を本堂前に並べ、淡く照らし出している。
同小4年の女子児童(10)は「参道はカラフルな道が続いているみたいできれい。竹灯籠はぼんやりとした光が落ち着く」と喜んでいた。
点灯は午後6時~9時。地域の盛り上げにつなげようと寺、小学校、住民有志が2020年から毎年開き4回目。