暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15~)。今回は楽しみながら学べる冬休みのおすすめスポットとして江戸川区にゆかりのある児童文学作家の角野栄子さんがプロデュースした「魔法の文学館」や、東京の優れた「食」の魅力を楽しんでもらうためのグルメフェスティバル「Tokyo Tokyo Delicious Museum」を紹介しました。
◆魔法の文学館
子どもの好奇心・探究心を刺激し、楽しみながら学べるおすすめスポットを紹介する、冬休み特別企画。
今回は、大人も夢中になる、物語の世界を味わえる児童文学館です。
(杉浦みずきキャスター)「江戸川区のなぎさ公園の中にある、こちらの児童文学館にやってきました。白を基調としていて、とてもおしゃれな雰囲気の外観ですね。いったいどんな施設なのか、さっそく、行ってみましょう」
今年11月にオープンしたばかりの、魔法の文学館。
「魔女の宅急便」の原作者として知られ、江戸川区にゆかりのある、児童文学作家の角野栄子さんがプロデュースし、館長を務めます。
真っ白な外観から一転、館内に一歩、足を踏み入れると…。
(杉浦みずきキャスター)「えっ、かわいい。世界観がすごいですね」
(角野栄子児童文学財団司書 河野唯里さん)「館内のピンク色は、角野栄子さんが大好きないちご色になっている」
「魔女の宅急便」の舞台となった「コリコの町」をイメージした、いちご色の世界が広がります。
(角野栄子児童文学財団司書 河野唯里さん)「こちらの扉も開いていただいてよろしいですか?」
(杉浦みずきキャスター)「パラパラ漫画みたいに電車が動いていますね」
まるで魔法のような仕掛けにあふれています。
(杉浦みずきキャスター)「もっと静かに読書するってイメージがあったんですけど」
(角野栄子児童文学財団司書 河野唯里さん)「この文学館では、本の世界に皆さんが入っていただくというコンセプトで、本の世界に自由に浸っていただく、そんな空間になっています」
本棚には、角野作品はもちろん、角野さんが選んだ世界の児童書や絵本が、約1万冊、並んでいます。
(杉浦みずきキャスター)「読んだことのある本があるか、すごく気になって探しちゃいます」
(角野栄子児童文学財団司書 河野唯里さん)「実はその探すというのも、この館の大事なコンセプトで、あえて本を分類しないで、著者名順やタイトル順に全くなっていないというのが特徴。こうすることで、全く自分が出会わなかった本、今まで読んだこともない本にふと出会う」
(杉浦みずきキャスター)「題名で気になったり、絵柄で気になったりというのがあって、いいですね」
出会った本を好きな場所で読むことができるのも、この文学館の特徴のひとつ。
(杉浦みずきキャスター)「階段の端っこにクッションとか置いてありますね。自由な空間がいいですね」
(杉浦みずきキャスター)「どうですか、来てみて?」
(来館者)「楽しいし、いろんな本があって、なんかワクワクする」
他にも、「黒猫シアター」では、人気キャラクターと会話できる映像プログラムが体験できたり、企画展では、角野さんが世界中を旅して集めた魔女の人形を展示するなど、盛りだくさん。
魔法の文学館で、想像力の翼を広げて楽しんでみてはいかがでしょうか?
魔法の文学館は事前予約制です。
年末の営業は28日(木)まで。年始は1月4日(木)からの営業です。
関連リンク
https://kikismuseum.jp/
◆"Delicious Museum”出店募集
東京都は、「Tokyo Tokyo Delicious Museum」の、2024年の出店者を募集しています。
「Tokyo Tokyo Delicious Museum」は、国内外から東京を訪れる多くの人に東京の優れた「食」の魅力を楽しんでもらうためのグルメフェスティバルです。
2024年の開催は、5月17日(金)~19日(日)までの3日間で、会場は江東区にあるシンボルプロムナード公園です。
募集している出店形態は、飲食ブース、物販ブース、ワークショップブースです。出店を希望する人は、12月31日(日)までに、イベント事務局にメールでお申し込みください。
関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/11/29/08.html
https://tokyotokyo-delicious-museum.jp/
番組名:東京インフォメーション
放送日時:毎週月―金曜 7:15~7:20
キャスター:杉浦みずき、白戸ゆめの
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/tokyoinfo/