⽥村淳『漢字⼀⽂字』今年で辞めます!

⼀般社団法⼈中⼩企業からニッポンを元気にプロジェクトが、企業や社員の創意⼯夫と挑戦にスポットライトを当てる国内最⼤級の中⼩企業の祭典「⽇本中⼩企業⼤賞 2023」を12⽉14⽇(⽊)に開催した。

■プレゼンターが1年を振り返り、「今年を表す漢字」を発表する授賞式
授賞式には、タレント、俳優、アナウンサーなど各々のジャンルでトップランナーとしての地位を確⽴し、周囲を牽引してニッポンを元気にされている当プロジェクトのアンバサダーのうち、市原隼⼈、ウエンツ瑛⼠、⼩雪、紗栄⼦、⽥村淳、永作博美、藤原紀⾹、前⽥敦⼦、溝端淳平がプレゼンターとして登壇。⽇本経済を⽀える中⼩企業や社員の⽅々にスポットライトを当て、“中⼩企業ならでは”の機動⼒、発想⼒、決断⼒、⾏動⼒といったメリットを活かし、⾃社や業界全体の推進⼒を⾼めて、結果を残した企業を8部⾨(ベストプランニング賞 事業成⻑率部⾨、ベストプランニング賞 事業プランニング部⾨、スゴイ社員賞 企業推薦部⾨、スゴイ社員賞 ⾃薦部⾨、新規チャレンジ賞 市場開拓部⾨、新規チャレンジ賞 ユニークビジネス部⾨、働き⽅改⾰賞、SDGs賞)で表彰した。トークセッションではイベントの感想とともに、9名それぞれが今年を表す漢字⼀⽂字を発表した。

市原隼⼈の今年の漢字は「試」
「私は⽣涯未完成であり、⽇々を通過点とすることが⽬標です。今年も芝居のなかで意識が⾶ぶほどに燃え尽きたり、現在は歌舞伎の世界に弟⼦⼊りしまして、まったく経験のない所作や三味線の稽古ごとに埋没しながら、毎⽇⼼を折られています。しかし、努⼒に裏切られても上等だという思いで“なせばなる”という⾔葉を信じています。様々な事に挑戦しながら⾃分を試すことを繰り返していき、誤解を恐れずにいえば、燃え尽きるような芝居のなかで死ねたら本望です」と奮闘ぶりを語り、最後は「今年1年⼤変、お世話になりました。少し早いのですが素敵なクリスマスと良いお年をお迎えください」と笑顔で締めくくった。

ウエンツ瑛⼠の今年の漢字は「外」
「『外』という漢字を選んだ理由は、コロナが明けて外国のお客様が多くいらっしゃり、⽇本の経済が復活という理由や、様々な外圧によって変わらなければならない⽇本が現れたという様々な意味があります。他にも、外圧による物価⾼がある中で給料を上げなければいけないなど苦しい中でも頑張っている中⼩企業に、僕らも⼿助けができるよう、来年は中⼩企業の皆様とチャンスを突破出来るように私は『外』という⾔葉を選ばせていただきました」と語った。

⼩雪の今年の漢字は「跳」
「1⽂字をすごく悩みましたが、跳躍や跳ぶという意味のある『跳』を選びました。⽇々慌ただしく過ごしている中で、挑戦する機会が⽬の前に訪れた時に、尻込みするのではなくパッと前に進んでみたり、勇気は⼤切だと痛感した1年になりました」と振り返った。

紗栄⼦の今年の漢字は「繋」
今年の漢字を選んだ理由として、「私は、芸能のお仕事以外にも、商品開発や、栃⽊県にてNASU FARM VILLAGEという観光牧場の経営のお仕事をしております。牧場では第⼀線を引退したお⾺さんたちを保護しているので、今年もお⾺さんとのお別れがあり、また会社では初期から関わってくれていたコアメンバーが⾃⾝の夢に挑戦するために会社から離れたり、と公私ともに様々な別れを経験しました。その度に、寂しい気持ちもありますが、私がお預かりしている動物や会社のスタッフ、友⼈や家族に対しても、後悔しないように全⼒で向き合いたいと、私⾃⾝より強く想いますし、亡くなったお⾺さんの⾺房に新しいお⾺さんが⼊ってきたり、フレッシュな新しいメンバーが会社にジョインしてくれるのを⾒ると、想いやそれまでのお仕事が繋がっていくということを実感します。また、芸能のお仕事も、私⼀⼈の⼒では出来ないもので、ここに集まって下さった皆様あってのお仕事だと思っていますので、私も皆さまに負けないようにこれからもより⼀層お仕事を頑張っていきたいと思っております。そんな皆様との繋がりへの感謝と、来年もこうやってお会いできたら嬉しいですという想いを込めて、『繋』という漢字を選びました」と語った。

⽥村淳の今年の漢字は「辞」
「今年で50歳になったので、今までの慣例や慣習を辞めようと思っています。どうしても⼈間は今までやってきたことが正しいと思ってやり続けるじゃないですか。しかし、辞めると新しいものに出会えるので『辞』という字を選びました。50歳になって体に気を遣うようになったので、今回を機にまずは夜にラーメンを⾷べてしまうことを辞めようと強く感じました。」と語り、「年末のイベントで恒例となっている『漢字⼀⽂字』も今年で辞めます」と宣⾔。「いろんなところで年末になると『漢字⼀⽂字で表してくれ』って⾔われるんですけど、今年で辞めます。だから最後です。僕はもうやりません!これだけ1年いろんなことが起きるのに漢字⼀⽂字でまとめられるわけないじゃんっていつも悩んでいるので僕は辞めます」と理由を述べ、「漢字⼀⽂字でなくても楽しい話ができるというアイデアを来年持ってきます」と宣⾔し、会場を盛り上げた。

永作博美の今年の漢字は「再」
「今年は再構築の始まりを感じる1年だったため、『再』という⾔葉を選ばせていただきました」と発表。また、「⽇本中⼩企業⼤賞 2023の授賞式に参加し、各中⼩企業の取り組みをお伺いする中で、本当に素晴らしい⽇本だなと感じました。やはり評価される機会は嬉しいですし、モチベーションにもつながると思うので、皆様の⽣き⽣きした⽇本のチカラを⾒ることができ嬉しいです。今後も各企業さんが⼀丸となって基盤を築くことで、再び⽇本を創り上げて欲しいという想いも込めて『再』を選ばせていただきました」と来場した企業への期待を述べた。

藤原紀⾹の今年の漢字は「翔」
「私ごとでは、〝翔んで埼⽟〟のようなかっ翔んだ作品に挑戦させていただいたことで、⾃⾝の思い込みや決めごとの枠を突破できたこともあり、この漢字への思い⼊れは⼤きいです。そして、時代が変われば世代もニーズも変わる。これまでの常識を翔び超えて、かっ翔んだアイデアで新たな“変⾰”や“挑戦”を掲げ⽇本を⽀える中⼩企業の皆さんへの思いを込めて『翔』にさせていただきました︕来年も⾃由な発想で翔びまわるチャレンジ精神を⾃⾝も持って頑張っていきたいと思います」と語り、来年への期待を膨らませた。

前⽥敦⼦の今年の漢字は「形」
「『形』は⽇常的に変わっていくものだなと特に感じた⼀年でした。形を固めていくことも⼤切だと思いますが、変わる事に対しても恐れずに進んでいきたいです」と宣⾔。その後、会場の受賞企業にお祝いのコメントを述べた。

溝端淳平の今年の漢字は「暁」
「僕は『暁』という漢字を選びました。年明けの撮影現場はコロナ対策としてスタッフの⽅がマスクをされていましたが、夏頃にマスクも取れてやっと現場のスタッフさんの笑顔を⾒ることができてとても嬉しかったです。これまでの⽇常に戻ることができたというよりも、夜が明けるように、また新たな気持ちで向き合っていかなければならないと感じた1年でした」と説明。また、「来年で35歳になり、新しい役に挑戦することや、最近の現場は僕が1番先輩になる機会も増え、今までとは違う俳優⼈⽣の始まりとなる⼀年だったという意味も込めました」と⾃⾝の活動を振り返った。

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