12月後半では“10年に一度レベル”の「強力寒波」
最近の暖かさから一転、来週は12月後半としては「10年に一度レベル」の厳しい寒さがやってきます。気象庁は中国地方に「低温と大雪に関する早期天候情報」を発表して注意を呼びかけています。
2022年12月19日、広島市郊外の幹線道路では路面にも雪が積もり立ち往生する車の姿が見られました。
去年はクリスマス前に強い寒気が入り県内は南部も含めて雪が降りました。
北部や内陸ではまとまった積雪となり、ビニールハウスが倒壊するなど農業被害も相次ぎました。
そしてことしもまた、クリスマスを前に「強力な寒波」がやってくる予想です。
14日午後、気象庁は12月下旬としては「10年に一度レベル」の強さの寒気が入る可能性が高いとして、中国地方など全国各地に「低温と大雪に関する早期天候情報」を発表しました。
今回の寒波は日曜以降と来週後半に2回のピークが予想されていますが、特に2回目に入る寒気の強さは真冬でも何度もないレベルとなるおそれがあります。
中国山地はまとまった雪となり、北部や南部内陸の平地でも雪が積もる所が出てくる見込みです。冬用タイヤへの交換や暖房器具への給油、水道管の凍結対策など真冬の寒さへの備えをお願いします。
、暖かい日が多かった今週から気温が大きく変化するため、体調や農作物の管理には十分注意してください。
