みかん皮に黒いつぶつぶがあるけど…食べても大丈夫?『傷んだみかん』を見分ける4つのコツとは

みかんの皮、なんだか黒いぶつぶつが…

みかんを購入していざ食べようとしたとき、よく見ると皮に黒い点がちらほら…。黒い点というとカビを連想する人も少なくないので、食べても安全か気になりますよね。

みかんにできる黒い点は、カンキツ黒点病と呼ばれる菌類が原因です。菌と聞くとやはり不安になるかもしれませんが、カンキツ黒点病ができていても人体に悪影響はないため、安心して食べられますよ。みかんが傷んでいるか見分けるコツを知り、みかんを堪能しましょう。

『傷んだみかん』を見分ける4つのコツ

傷んだみかんを見分けるコツは、以下の通りです。劣化したものを食べないよう、注意しましょう。

1.カビの有無

みかんはカビが発生しやすい果物なので、外見面ではカビの有無をしっかりと確認しましょう。

  • 緑っぽいふわふわしたカビが発生していないか
  • 白カビが出ていないか
  • 灰色っぽいカビが出現している
  • 水分はなかったはずなのに、みかんの皮が濡れている

皮だけにカビが生えている場合は、皮の表面を拭いたら実の部分は食べられます。実の部分までカビが到達している場合は、食べないようにしましょう。

2.固さが適切か

みかんの固さが明らかにおかしいと感じるときは、食べるべきではありません。

  • ぶよぶよに柔らかくなっている
  • 明らかには柔らかすぎる

柔らかさに加えれ、皮に今までなかった湿り気がある場合は、劣化が進んでいる状態です。水分をぬぐっても劣化が止まるわけではなく、すでに劣化しているため食べるのは危険!

3.香りに異常はないか

みかんは、柑橘類独特のほのかに酸味を感じるさわやかな香りが特徴です。しかし、いつものみかんと違う香りがしているときは要注意!

  • ツンとした、鼻を突くような香り
  • 鼻を覆いたくなるような、腐敗臭がする

香りだけしか異常がなかったとしても、腐敗のサイン。火を通しても食べられる状態ではないので、香りがおかしくなっているみかんは破棄するのが無難です。

4.味が変わっていないか

みかんそのものの味が変わってしまっている場合は、食べるべきではありません。

  • 本来感じない苦味や渋みを感じる
  • 食べた後、舌がひりひりと炭酸水を飲んだ後のような感覚になる

みかんの種類によって、若干の苦みを感じるものはあります。しかし、甘い品種なのに苦みや渋みが強いとなると、劣化しているかもしれないので食べるのは危険です。

鮮度の高いみかんの特徴

鮮度の高いみかんには、以下のような特徴があります。

  • ヘタが緑色
  • 皮全体にハリと艶がある
  • 皮の色が濃い

鮮度が低くなると、ヘタが茶色く枯れ気味になります。皮にもしわが寄り、艶やかさもかけてしまうので、みかんを購入するときはしっかりと外見をチェックしましょう。

まとめ

みかんは劣化しやすい食材なので、傷んでいるかどうかを見極めるポイントを把握しておきましょう。鮮度の高いみかんの特徴も知っておくと、より美味しくて長持ちするみかんを入手できますよ。

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