ついに12月15日、ドジャースの背番号17のユニフォームに袖を通した大谷翔平選手。静岡市清水区の“ドジャース”で17番をつける野球少年は、突然訪れた偶然に驚きを隠せませんでした。
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＜ドジャース 大谷翔平選手＞
「豊富な球団の歴史を持つロサンゼルス・ドジャースの一員になれることを心よりうれしく思うと同時に、いま、興奮しています」
約1015億円。史上最高額でドジャースへの移籍を決めた大谷翔平選手。報道陣300人に、テレビカメラ60台と注目度も超メジャー級でした。
報道陣の前で初めて背番号「17」のユニフォームに袖を通し、笑顔を見せた大谷選手。
＜ドジャース 大谷翔平選手＞
「どれだけオファーを頂いても、イエスと答えられる球団は一つしかないので『自分がここでプレーしたい』という気持ちに素直に従った結果」
14日夜の静岡市清水区。ユニフォームにはドジャースの文字。背番号は17。この少年は？
＜樋澤悠人くん＞
Q．名前は？「樋澤悠人です」
Q．背番号は？「17です」
樋澤悠人くん、小学2年生（7）。静岡市清水区有度地区を拠点とする少年野球チーム「有度ドジャース」の背番号17です。
30年以上の歴史がある名門「有度ドジャース」。悠人くんは2023年9月に入団したばかりです。
＜母・久美子さん＞
「今年のWBCで大谷選手がとてもかっこよくて、息子がすぐ（野球チームに）入りたいっていて、今年の9月から有度ドジャースに入りました」
憧れの大谷選手が同じ“ドジャース”に移籍し、しかも同じ背番号になったことには驚いたといいます。
＜有度ドジャース 樋澤悠人くん＞
「同じドジャースだからうれしかったです」
野球を始めたばかりで、現在のポジションは暫定でセカンドだという悠人くん。
＜有度ドジャース 樋澤悠人くん＞
Q．やりたいポジションは？
「キャッチャーとピッチャー。ホームランを打ちたいです。二刀流にもなりたいです」
夢は大きく！大谷選手と同じ二刀流、さらにはキャッチャーまでこなせる選手を目指します。
大谷選手のフィーバーは、静岡県内のスポーツショップにも波及していました。
＜トータス 亀山彰代表＞
「こちらが大谷選手のグッズです。エンゼルスを退団してどこのチームに行くかというタイミングで問い合わせは沢山ありました」
焼津市のスポーツショップ「トータス」。こちらにも大谷選手のグッズに関する問い合わせが静岡県内のみならず、インターネットなどを通じて全国から相次いだといいます。大谷選手の移籍先のドジャース関連グッズは、まだ見当たりません。
＜トータス 亀山彰代表＞
「大型店には（グッズの）送入はあると思うが、小売店にはまだ回ってきていない状況。（取引先の）メーカーさんからの紹介があれば（ドジャースの大谷選手のグッズを）置きたいと思っている」
焼津の地で30年近く、地元の子どもたちに向けてスポーツ用品店を営んできた「トータス」の亀山代表は、大谷フィーバーを歓迎しています。
＜トータス 亀山彰代表＞
「（大谷選手は）野球少年の憧れであって、これから野球の人気が盛り上がって、野球をしたい子どもがたくさん増えることを期待しますね」
