ACLで浦和と同居し首位通過の浦項、新監督に“ワンクラブマン”のパク・テハ氏を招へい「任命されて光栄」

浦項の新監督に就任したパク・テハ監督[写真:Getty Images]

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を戦うKリーグ1の浦項スティーラースは15日、新監督にパク・テハ氏(55)を招へいしたことを発表した。

パク・テハ氏は、1991年に浦項でプロ入り。兵役を終えて復帰すると、2002年7月にドイツのアイスバッハタールへ移籍するまで浦項でプレーを続けた。

韓国ではワンクラブマンとして知られるパク・テハ氏は、KリーグやFAカップ、アジアクラブ選手権(現:ACL)などを制覇。引退後は韓国代表のアシスタントコーチなどを務めると、Kリーグでテクニカルディレクターを務めていた。

浦項は今季のACLで浦和レッズと同居。グループ1位でラウンド16進出を決めていたが、キム・ギドン監督がFCソウルの監督に就任し、チームを去ることが14日に発表されていた。

パク・テハ監督はクラブを通じて「浦項は私にとって意味のある場所だ。私は選手として入団して以来、浦項を忘れたことはない。浦項で監督に任命されて光栄であり、嬉しい。浦項のサッカーを見せるために最善を尽くす」とコメントしている。

ACLではJリーグのクラブも、横浜F・マリノス、川崎フロンターレ、ヴァンフォーレ甲府の3クラブが勝ち上がっており、ラウンド16で対戦の可能性。28日に組み合わせ抽選会が行われる。

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