ロングスローからの同点ゴールは「ファウルと判断」青森山田高校vsサンフレユース U-18プレミアリーグ・ファイナルでのプレー サンフレの質問状に日本サッカー協会が回答  

日本サッカー協会は、今月10日に埼玉スタジアムで行われた「高円宮杯U―18プレミアリーグ・ファイナル」青森山田高校対サンフレッチェ広島ユースでの青森山田の同点ゴールについて、「ファウルと判断できる」との見解を示しました。試合結果に変更はありません。

サンフレッチェ広島は判定に問題があったとして試合翌日の11日に日本サッカー協会へ質問状を提出していて、クラブの関係者によると15日に日本サッカー協会から「ファウルと判断できる」と回答があったということです。

質問状提出のきっかけとなったのは、東西のプレミアリーグ王者が激突したファイナル。1対0と広島リードの後半45分、青森山田のロングスローから得点が認められたシーンでした。

広島のゴールキーパー(GK)へ青森山田の選手のコンタクトがありましたが、ファウルを取られずGKのオウンゴールとなっていました。試合は同点となった後、青森山田がアディショナルタイムに得点。広島は準優勝に終わっていました。

15日に日本サッカー協会から「ファウルと判断できる」との回答を受けた広島は「結果が変わるわけではないが正式な見解を聞けたことはありがたい。この事象に関係なく、両チームは多くの観衆を魅了し、素晴らしい試合だったことに異論の余地はない」とファイナルを振りかえり、「来年も同じ舞台に立てるよう精進したい」と前を向いていました。

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