日本戦で直接FK決めたU-17アルゼンチン代表の逸材確保へ、バルセロナが代理人と交渉中か

U-17アルゼンチン代表で10番を背負うエチェベリ[写真:Getty Images]

バルセロナがリーベル・プレートのU-17アルゼンチン代表MFクラウディオ・エチェベリ(17)の獲得に動いているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。
【動画】バルセロナが狙うエチェベリのプレー

クラブレベルでは6月のインスティトゥート戦でファーストチームデビューを果たし、ここまで公式戦5試合に出場している攻撃的MFのエチェベリ。10番を背負って出場した11月のU-17ワールドカップ(W杯)では、グループステージのU-17日本代表戦で直接FKを決め、準々決勝のU-17ブラジル代表戦ではハットトリックを達成。アルゼンチン4強入りの立役者となった。

そんな逸材に興味を示しているのがバルセロナで、すでに代理人との交渉を開始しているとのこと。エチェベリとリーベルの契約は2024年12月までとなっており、2500万ユーロ(約38億8000万円)の契約解除金も設定されているという。

また、リーベルからFWフリアン・アルバレスを獲得した実績があるマンチェスター・シティや、チェルシーといったプレミアリーグのクラブもエチェベリを注視している模様。アルゼンチン『Clarin』やアルゼンチン『Tyc Sports』などの情報によると、争奪戦を制したいバルセロナはエチェベリが18歳の誕生日を迎える1月2日まで待ち、両親を介することなく契約を結ぶことを計画しているようだ。

一方、エチェベリを簡単に放出したくないリーベルは、すでに新たな5年契約を提示済み。年内の契約更新が目標で、契約解除金も最低5000万ユーロ(約77億5000万円)まで引き上げたい意向だという。

しかし、エチェベリ本人はU-17W杯開催に際し「リーベルとは別に、バルセロナでプレーしたい」「僕はメッシの大ファンで、幼い頃から彼がバルセロナでプレーするのを見ていた」とアルゼンチンサッカー協会(AFA)の動画内でコメント。バルセロナと相思相愛であることが確認されている。

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