世界に“はみ出す” 新しい学校のリーダーズ 来年はブラジルへ?「青春日本代表として、仁王立ちで立ち向かう」

【ZIP!×entax】
日本テレビ系 朝の情報番組『ZIP!』の地上波未公開シーンをお届けするコラボ記事『ZIP!×entax』。今回は首振りダンスでおなじみの『オトナブルー』で大ブレイクした、新しい学校のリーダーズをピックアップ。アメリカやカナダ、香港などを巡るグループ初の海外ツアーを今年開催した彼女たちに、次に目指す新天地を教えてもらった。

◆“8000人ではみ出していく” 今年のベストシーン

今年圧倒的に活躍した人を表彰する『GQ MEN OF THE YEAR 2023』の授賞式に、巨大な花のコサージュを付けたセーラー服姿で登場した新しい学校のリーダーズ。大ブレイクを果たし、めまぐるしく駆け抜けた2023年を振り返った。

グループのメインボーカルを務めるSUZUKAは、「今年1年、たくさん首を振りました。横に(笑)でも、こんなに首を振ることで楽しい思いさせてもらえるんだなっていう風に感動しましたね。ライブとかで披露すると、本当に一体感が生まれる」と、しみじみ語った。MIZYUも「私たちが大きいステージに立つ姿も、昔からのファンの皆様も一緒に連れていけているっていう感覚もあって、それがすごくうれしいです」と、ファンと共に成長していける喜びを語った。

大ブレイクのきっかけとなった『オトナブルー』でいろんな出会いがあったというRINは、「私たち4人だけでは成り立たないことが、本当にたくさん実現した年だった。この1年で経験したことを糧(かて)に、来年からはもっと面白いこと、まだ想像できないことをいっぱいしていきたい」と、期待に胸を膨らませた。KANONも「来年に向けて、もっといろんな人に出会えたらいいなと思うし、もう9年目ですけど、何かまたスタート地点に立てた感じがします」と、来年の新たな出会いに期待を寄せていた。

そんな彼女たちに“今年のベストシーン”を聞いてみると、 SUZUKA は「個性や自由ではみ出していくっていう(キャッチコピーを)、8000人と大合唱できたっていうのは思い出深いシーンですね」と、初のアリーナライブでの場面をあげた。これにはMIZYUも「8000人がはみ出していくって言っているんですよ。ベストシーンです(笑)」と声をそろえ、KANONとRINからも異論は出なかった。

「はみ出していく」恒例の自己紹介を披露するメンバーたち

◆在メキシコ日本大使が太鼓判 メンバーたちはブラジルに興味津々

年末にはNHK紅白歌合戦、年明けには初の武道館ライブをひかえている彼女たち。今後の目標について聞いてみると、SUZUKAは「日本をはみ出して、世界に青春日本代表として、力強く仁王立ちで立ち向かっていこうと思います」と決意を語った。

現在は北米やアジアでのライブが多いそうで、 SUZUKA は「アメリカばっかりだよね。あとアジア圏とかも行くので、ちょくちょく“侵食”してるんですけど(笑)」と独特の表現で現場を盛り上げると、さらに「フィリピン、インドネシア、今度タイと香港に行くんですけど、アジア、アメリカだけじゃなくて、もうヨーロッパとか、ブラジルとか……」と、まだ見ぬ“新天地”への思いを明かした。メンバー全員、思いは同じらしく、突如地面に向かって「ブラジルー!」と叫び、日本の反対側にあるブラジルへラブコールを送っていた。

さらにSUZUKAは、ブラジルを意識するきっかけとなった、在メキシコ日本大使館でのエピソードを披露。

「先日、メキシコにライブで行って、それで大使館にお呼ばれしたんですね。そこで大使の方が“ブラジルは、あんたらけっこうええ感じやと思うで。アニメのカルチャーをめっちゃリスペクトしてるし、この4人が来たらめっちゃ盛り上がる!ブラジル行った方がええわ!”と、言ってくださって……」

大使がSUZUKAのようにバリバリの関西弁を話したのかどうかは不明だが、南米での活動に太鼓判を押され、一同はブラジルに興味津々のようだ。

ブラジルに呼びかけるSUZUKAとKANON

写真提供:(C)日テレ

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