脱毛サロン「銀座カラー」運営会社が破産 債権者約10万人で負債約58億円

(株)エム・シーネットワークスジャパン(東京都港区)は12月15日、東京地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には上野保弁護士(元木・上野法律会計事務所、港区虎ノ門1-1-20)が選任された。

負債総額は債権者約10万人に対して約58億円。

脱毛サロン「銀座カラー」を経営していた。積極的な出店で、2022年3月時点で全国に約50店舗を展開していた。俳優などを起用した広告で知名度を高め、2020年4月期には売上高125億6130万円をあげていた。

しかし、「新型コロナウイルス」感染拡大による利用客の減少などから2021年4月期には11億7533万円の最終赤字を計上し、債務超過となっていた。店舗の統廃合を進めたが、会員数の減少などから業績回復が遅れ、資金繰りが限界に達した。

エム・シーネットワークスジャパンや破産管財人のお知らせによると、全店舗を閉鎖し、12月15日時点で予約済みのカウンセリングや施術はすべてキャンセル扱いにするという。

※(株)エム・シーネットワークスジャパン(TSR企業コード:293063664、法人番号:4013301022897、港区六本木3-2-1、設立1993(平成5)年5月)

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