空気入れが苦手?自転車声優・野島裕史を虜にした“電動空気入れ”最新機種を紹介

声優界随一のサイクリスト・野島裕史がパーソナリティをつとめ、自転車をテーマにお届けするTOKYO FMのラジオ番組「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」。12月10日(日)の放送は、野島裕史のサイクルコラム「気になるサイクルギア」をお届けしました。

パーソナリティの野島裕史

◆野島が最近気になっているサイクルギアは…!?

野島:このコーナーではしょっちゅうサイクルギアを取り上げていますが、今回も最近注目している自転車アイテムを紹介したいと思います。それは“電動空気入れ”です。「あれ、いつか紹介したな?」っていう気がしますよね。いやいや、今回はちょっと趣向を変えて紹介したいと思います。

ママチャリしか乗らない人でも必須の自転車アイテム「空気入れ」。皆さんも1度は使ったことがあると思いますが、空気圧にシビアなロードバイクになると1~2週間に1度は空気を入れたりします。そんな空気入れは意外と大変で、真夏などは自転車に乗る前に汗だくになってしまうこともあるぐらい大変な作業です。

僕は体を動かすのは好きなんですけど、なぜかこの空気入れ作業があまり好きではないんです。あまりというか苦手なくらいで……ぶっちゃけ“面倒臭い”と思うこともしばしばです。

そんななか、最近現れたのが電動空気入れ。僕自身、以前このコーナーで紹介した大好きな電動工具メーカー「マキタ」の電動空気入れを愛用し、その手軽さの恩恵を受けまくりです。このマキタの電動空気入れのおかげで空気入れが楽しく、大好きになりましたし、しょっちゅう空気圧をチェックするようになりました。

以前、手動で(空気を)入れていたときは、「あれ、ちょっと空気圧が足りないかな?」と思っても乗っちゃったりしていたんですけど、今ではこまめに空気を入れるようになりました。なので、(電動空気入れは)空気入れが面倒というみんなに使っていただきたいです。

しかも、電動空気入れはバッテリー式なので気軽に持ち運ぶことができます。野島的には新たに電動空気入れ市場が気になり始めておりまして、ここ最近、小型バッテリー式電動空気入れ市場が熱い気がしているんですよ。

マキタの電動空気入れはもちろん持ち運びできますが、サイクリングをしながら持ち運ぶにはちょっと大きくて重い。しかし最近、小型軽量化が進んでいる電動空気入れが多いような気がするんですよ。そこで今回はサイクリングに持っていきたい、気になる注目の「最新小型電動空気入れ」を紹介したいと思います。

◆野島オススメの持ち運び可能な電動空気入れ2選

まずは、Xiaomi(シャオミ)の電動空気入れ第二世代「インフレータブル2」です。Xiaomiといえばスマートフォンメーカーとしても有名で、家電も作っている中国のメーカーですが、かのAppleを目指していたとも言われるシンプルで無駄のないモノトーンなデザインが秀逸です。

しかも大きさが片手で持てるサイズで、ちょっと大きめの携帯バッテリーみたいな形をしています。全然空気入れに見えないオシャレなデザインで、重量は490gということで500mlのペットボトル程度。バックパックに入れてしまえば重さがあまり気にならないのでは、といったところです。

空気圧もしっかり150PSIまで入るので、ロードバイクなどのチューブラーでも安心の空気圧まで入れることができます。ロードバイク以外にも、ママチャリはもちろんマウンテンバイクなど、どんな自転車にも対応しています。お値段は7,000円前後ということで、オシャレに持ち歩きたいという方にはオススメです。

そして、次に紹介するのはBosch(ボッシュ)の「EasyPump(イージーポンプ)」です。Boschは聞いたことがあると思いますが、ドイツの歴史ある電動工具メーカー。マキタと同じく個人的に大好きな電動工具メーカーなんですが、最近電動空気入れを発売しました。

こちらはXiaomiのようにスタイリッシュというよりは、電動工具メーカーですので実用性の高い、持ちやすい形のデザインになっております。もちろん、これはこれでストイックな感じがしてかっこいいです。重さも430gと軽量で、先ほどと同じくロードバイクに対応した150PSIという空気圧まで入ります。

お値段は9,000円前後。電動空気入れはこのくらいの値段になってしまうのですが、とにかくラクに空気を入れることができます。しかもサイクリングに持っていって、パンク修理の際にも使えるということで、ほしい! 持っているのにほしい(笑)。

贅沢を言うと、もうひと回り小さくなると嬉しいのですが、もうこれは買ってしまってもいいんじゃないかな、持ち運び用として。Boschのほうもいいですし、オシャレなXiaomiのほうもいいし、めちゃめちゃ迷いますね。今回はそんな小型電動空気入れ2機種を紹介させていただきました

電動空気入れも持ち運べるサイズになってきたんだな~と改めて思いますが、電動空気入れは1つ注意点があります。(使用時は)コンプレッサーの音がかなり大きいので、夜や早朝に住宅街や集合住宅で使うのは控えたほうがいいかもしれません。それだけはお気をつけください。

12月17日(日)の「サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン」は、 一般財団法人「日本自転車普及協会」の理事であり、UCI公認、日本最大の国際自転車ロードレース「ツアー・オブ・ジャパン」組織委員会委員長の栗村修さんをゲストに迎え、2023年の自転車業界を振り返ります。お楽しみに!

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<番組概要>
番組名:サイクリスト・ステーション ツアー・オブ・ジャパン
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国23局ネット
放送日時:TOKYO FMは毎週日曜 朝5:00~5:30(JFN各局の放送時間は番組Webサイトおよびアプリ「AuDee(オーディー)」でご確認ください)
パーソナリティ:野島裕史
番組Webサイト:http://www.jfn.jp/toj

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