スペーシアX来年3月16日から増便 東武鉄道 毎日6往復運行に 特別座席の料金も値上げ

スペーシアX

 東武鉄道は15日、東京・浅草-東武日光、鬼怒川温泉駅間を結ぶ特急「スペーシアX」を2024年3月16日から増便すると発表した。東武日光駅、鬼怒川温泉駅をそれぞれ発着するスペーシアXは現在、1日計2〜4往復している。ダイヤ改正後は毎日計6往復とする。

 増便は同社の事業計画の一環。現行は月〜水曜が1日計2往復、木〜日曜・祝日は同4往復している。改正後は、列車編成を4編成に増やし、東武日光駅発着を1日4往復、鬼怒川温泉駅発着を同2往復の計6往復とする。

 増便に合わせ、同16日から一部の特別座席の料金も改定する。最上位のコックピットスイート(定員7人)は現行より5820円増の1万8千円、コンパートメント(定員4人)は1960円増の8千円、1〜4人用のコックピットラウンジは300〜1200円増の500〜2千円となる。

 同社は「利用状況や経費の増加などを総合的に判断した」としている。乗車には特別料金の他に、運賃と特急料金も必要。

スペーシアXの「コックピットスイート」

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