ツリーきらめく 青森市で「クリスマスマーケット」開幕

約2万個のLED電球がきらめくクリスマスツリー=15日午後5時56分、青森市のアスパム

 青森市の県観光物産館アスパムで15日、ドイツの伝統行事にちなんだ催し「クリスマスマーケット」が開幕した。午後6時前に行われた点灯式で、高さ10メートルのクリスマスツリーに飾られた約2万個の発光ダイオード(LED)電球がきらめくと、買い物客らは足を止めて一足早いクリスマスムードを楽しんだ。

 点灯式はメイン会場のアスパム西側駐車場で開かれた。みぞれが降る中、見物客らの「メリークリスマス」のかけ声が会場に響くと、色とりどりの明かりがツリーにともり、夜空には花火が打ち上がった。

 市内から、母の野口美由紀さん(48)と一緒に訪れた天晴ちゃん(4)は「きらきらしていて、きれい。チキンを食べるのが楽しみ」と目を輝かせた。

 クリスマスマーケットは25日まで。平日は午後4時~同8時半、土日は午前11時~午後8時半。入場は無料。市内ではこのほか、青森駅前公園で「あおもり灯(あか)りと紙のページェント」が開幕。パサージュ広場や青森駅東口仮設通路でもイルミネーションが点灯した。

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