札幌MF井川空が来季も岡山でプレー! 完全移籍移行が決定

[写真:©︎J.LEAGUE]

ファジアーノ岡山は16日、北海道コンサドーレ札幌からMF井川空(23)の完全移籍加入を発表した。

井川は札幌の育成出身。筑波大学でのプレーを挟み、2022年に札幌でプロ入りし、今季から岡山に期限付き移籍加入した。

岡山ではJ2リーグ1試合の出場に終わったが、完全移籍移行を果たす運びに。岡山の公式サイトで決意を新たにしている。

「ファジアーノ岡山に関わるすべての皆さま。 このたび、ファジアーノ岡山に完全移籍することになりました。期限付きで戦力として今年加入したにもかかわらず、怪我で長期間ピッチを離れていたこと、本当に申し訳なく思っています。正直、今年はとても苦しかったです。その中でも思いやりのある選手、スタッフ、どんな時も温かいサポーターの皆さんに囲まれて、なんとかモチベーションを保ち、やってこられました。本当に感謝しかありません」

「それと同時に、期限付きという状況ではありましたが、次第にこのチームのために戦いたいと強く想うようになっていました。最終節しかピッチでプレーしているところを見せることができませんでしたが、来年は1年通して見ていただけるようファジアーノ岡山のために全力を注ぎたいと思っています。今シーズン客観的にチームを見てきて、僕にしかできないことがあるなと確信しました。今年学んだものや想いを来季思い切りぶつけられたらと思います。よろしくお願いします!」

一方の札幌ではトップチーム入団からのサポートに感謝した。

「北海道コンサドーレ札幌に関わるすべての皆さま。このたび、ファジアーノ岡山に完全移籍することになりました。高校からお世話になっているクラブで、なんとしてもここで結果を出したいという想いはありました。その中でこのような形になったのは、まだまだ自分が未熟だったということだと思います。ただ、この現実を真摯に受け止めて、自分は強く成長していくしかないと思っています」

「2年間私を応援し続けてくれたみなさん、本当にありがとうございます。支えになっていました。いつかにはなってしまいますが、自分のプレーや結果でこのクラブに恩返しできたらと思います。このクラブは離れますが、大好きなチームであることには変わりありません。これからも井川空を1人の選手として応援していただけたら嬉しいです。ありがとうございました」

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