15日、熱海市伊豆山の寺院「興亜観音」近くで住宅1棟をほぼ全焼する火事があり、この家に1人で住んでいたとみられる住職の男性がやけどを負い、病院に搬送されました。15日午後8時半ごろ、熱海市伊豆山の興亜観音の住職から「玄関が燃えている。電気ストーブが風で倒れて燃えている」などと消防に通報がありました。
火は、2階建ての住宅1棟をほぼ全焼し、付近の山林の一部を焼き、およそ4時間後に消し止められました。
この家に1人で住んでいたとみられる興亜観音の住職(77)がのどにやけどを負い、病院に運ばれましたが命に別状はないということです。
寺院「興亜観音」への延焼はなかったとみられ、警察と消防は16日午前から実況見分を行い、火事に至った詳しい原因を調べています。