紛争や災害 世界で苦しむ人支援を 岡山で学生ら街頭募金活動

通行人に募金への協力を呼びかける学生たち

 紛争や災害、病気などで苦しむ世界の人々を支援する日本赤十字社の「海外たすけあい」キャンペーンの街頭募金活動が16日、岡山市のJR岡山駅南地下道で行われ、ボランティアサークルに所属する大学、専門学校生4人が協力を呼びかけた。

 大学生らは、世界各地の紛争などで1億人が危機に瀕(ひん)していると訴えるポスターやのぼり旗を手に「ご協力をお願いします」とアピール。家族連れらが足を止め、募金箱に浄財を投じていた。

 岡山赤十字看護専門学校2年生(20)は「ウクライナやパレスチナ・ガザ地区で戦争が続き、災害も多発する中、助けを必要としている人のために少しでも力になりたい」と話した。

 キャンペーンは25日まで。岡山県内では日赤県支部や金融機関、各自治体などで寄付を受け付けている。問い合わせは同支部(086―221―9595)。

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