全国高校生英語ディベート 宇都宮で開幕 初の本県開催、17日まで

全国高校生英語ディベート大会の開会式で選手宣誓する本県生徒ら=16日午前、作新学院大

 「第18回全国高校生英語ディベート大会in栃木」(全国高校英語ディベート連盟主催)が16日、作新学院大で開幕した。全国64校の約360人が予選に参加し、流ちょうな発音の英語で意見を戦わせた。17日まで。本県で同大会が開催されるのは初めて。

 対面での開催は4年ぶりとなった。各チーム最大6人を登録し、出場する4人が論題「日本政府は、代理出産を合法化すべきである。是か非か」について肯定、否定の立場で論戦。本県からは宇都宮、宇都宮東、栃木女子の3校が出場した。

 この日は開会式後、予選4試合で熱戦を繰り広げた。初出場した栃木女子の英語部長で2年の布川希実(ぬのかわのぞみ)さん(17)は「大会のレベルが高く驚いた。メンバー6人中3人がインフルエンザになったが、出られない仲間のために頑張りたい」と張り切っていた。

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