浦和戦が初戦のCWCにグアルディオラ監督「必死にならないでほしい」…その発言の意図は?

CWCについて語ったグアルディオラ監督[写真:Getty Images]

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督がFIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)へのスタンスを明かした。クラブ公式サイトが伝えた。

昨シーズンは悲願のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を成し遂げたシティ。今シーズンもCLの決勝トーナメント進出を決めた中、19日にはヨーロッパ王者としてCWCの準決勝・浦和レッズ戦に臨む。

その前に16日のプレミアリーグ第17節クリスタル・パレス戦を控えるグアルディオラ監督は、過密日程の中でのCWCについて「選手たちには優勝しようと必死にならないでほしい。ただ2試合をプレーするだけだと考えてほしい」とコメント。張り切りすぎず、いつも通り戦ってほしいと伝えた。

「最初の試合に勝てば決勝戦に進めるが、勝てなかったとしても、将来のCLで優勝して、また戻ってくるつもりだ」

「ただシンプルな2試合だ。とりわけ最初の試合は勝てば決勝戦に出場できるが、そうでなければ3位か4位を決めるための試合になる。やるべきことをやるだけだ。我々は過去にCLでこのようなパターンを経験した」

「『ああ、もう2度とこんなことは起こらないだろう』なんて思いながら人生を送ることはできない。それはなぜか? いつか起こる可能性があるからだ。できる限りベストを尽くして試合をプレーする、それだけだ」

その一方、パレス戦で勝利すればより良い流れで浦和戦へ向かっていけるとも述べている。

「自分たちが勝てなかったというモチベーションや感情はもちろん大事だ。そして、勝利はいつだって次の勝利に繋がる。クリスタル・パレス戦での勝利は我々を助けてくれるだろう。もっとうまく(次の)試合に臨めるはずだ」

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