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那須町大島のスキー場「マウントジーンズ那須」を運営する東急リゾーツ&ステイ(東京都渋谷区)は13日、同スキー場を今季限りで閉場すると発表した。
同スキー場閉場後の県内のスキー場は、ハンターマウンテン塩原(那須塩原市湯本塩原)、エーデルワイススキーリゾート(日光市川治温泉高原)、日光湯元温泉スキー場(日光市湯元温泉)の3カ所となる。
スキーブームにも押されマウントジーンズ那須が開業した1994年当時、今の2倍以上のスキー場があった栃木県。本紙報道から思い出のスキー場を振り返る。
◇鶏頂山スキー場・メイプルヒルスキーリゾート
鶏頂山スキー場は1961年、メイプルヒルスキーリゾートは89年に開設されたが、2000年に経営母体だった第三セクターが破産し、閉鎖されることになった。
一帯は国有林だったため、リフトの所有社が原状回復に向けて撤去工事を実施。自然林の回復に努めた。
◇湯西川温泉スキー場
旧栗山村が運営した湯西川温泉スキー場は2002年に閉鎖が決定。34年の歴史に幕を下ろした。
ゲレンデの中央に400メートルほどのリフトが1本あるだけの小さなスキー場だった。
◇霧降高原スキー場
1965年に開設されたが、2004年に冬季の休業が決定。夏季のみの運行となっていたリフトも10年に運行を停止し、45年の歴史に終止符が打たれた。
跡地には遊歩道と天空回廊と呼ばれる1445段の階段が整備され、ニッコウキスゲなどを見ようと、今も多くの観光客が訪れている。
◇日光菖蒲ケ浜スキー場
日光菖蒲ケ浜スキー場は西武系のコクドが日光プリンスホテルの付帯施設として1993年にオープン。西武グループの経営再建に伴い休止となり、2007年に廃業が発表された。
◇那須温泉ファミリースキー場
那須温泉ファミリースキー場は1961年、「国設町営那須岳スキー場」として開業。リフト2基で緩斜面中心の家族向けとして親しまれ、70〜80年代は毎年5万人前後の利用客がいた。
その後はレジャーの多様化や最新設備を備えたスキー場の台頭で利用客が減少。2022年3月に61年の歴史に幕を下ろした。
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新型コロナウイルス感染症の5類移行後初となるウインタースポーツシーズンが始まった。
毎年楽しむ人はもちろん、最近はご無沙汰という人も、この冬は久しぶりに県内のゲレンデに足を運んでみてはいかがだろうか。
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