プレミアでついに女性主審が誕生! 各監督は歓迎のコメント「素晴らしいニュース」「全面的に支持する」

12月23日についに女性として初の主審を務めるウェルチさん[写真:Getty Images]

プレミアリーグの舞台でついに女性主審が誕生する。

初めてプレミアリーグで笛を吹く主審は、レベッカ・ウェルチさん(40)。12月23日のフルアムvsバーンリーを担当する。

ウェルチさんは2010年に審判員となると、今年1月にはチャンピオンシップ(イングランド2部)で初めて主審として試合を担当。夏のオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)も担当し、ついにプレミアリーグの舞台に立つこととなる。なお、第4審などはプレミアリーグですでに務めていた。

イギリス『BBC』は初の女性主審誕生について各監督の反応をピックアップ。どれも歓迎したものだったと伝えた。

チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は今回の件について「サッカー界でそれを見ることができてとても嬉しい」とコメント。パリ・サンジェルマン(PSG)の監督時代にフランスを代表する女性主審のステファニー・フラパールさんの試合を経験し、良い印象を持っているようだ。

「我々がフランスにいた時、ステファニーは女性審判で、本当に、本当に上手かった。私はそうした能力があると思う。心を開く必要があり、誰もがそうしている。クオリティを重視していることを、改めて確認する必要がある」

また、アーセナルのミケル・アルテタ監督は「素晴らしいニュースだ」と語り、「彼女の幸運を祈っている。本当にポジティブなことになるだろう。我々の多様性は、リーグにとっては信じられないほどポジティブだ。必要なことだと思う」とウェルチさんの割り当てを歓迎した。

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は「素晴らしいニュースだ。将来的にはより起こることを願う。良いことだと思う」とこちらも歓迎している。

ニューカッスルのエディ・ハウ監督は「素晴らしい瞬間だ」と語り、「性別ではなく、審判の能力に基づいたものでなければならず、全面的に支持する」と太鼓判を押した。

© 株式会社シーソーゲーム