冬型の気圧配置や寒気の流入などで、新潟県内は12月17日から18日にかけて上中越を中心に大雪となる恐れがある。17日は、JR東日本が特急いなほの上り4本と下り2本、快速海里の上下線各1本を計画運休する。
特急しらゆきは、上下線各1本を新潟-直江津で区間運休する。普通列車は、信越線の柿崎-柏崎で始発から午前9時ごろまで運転を見合わせる。白新線は新崎駅8時16分発新潟行きが全区間で運休となる。
また、JR東日本は白新線、越後線、羽越線、弥彦線、只見線、上越線(水上-長岡)、磐越西線(喜多方-新津)など県内の各路線で、強風や雪の影響で運休や遅れが発生する恐れがあるとしている。いずれも代行輸送は行わないとしている。
佐渡汽船も、強風や高波が予想されるため12月17日の新潟-両津航路のジェットフォイル全便を欠航する予定。国土交通省北陸地方整備局と東日本高速道路は大規模な車両滞留を防ぐため、新潟県内の高速道路や国道の一部区間を通行止めにする可能性がある。
また、16日は強風に伴いJR各線で運休や遅れが生じた。JR東日本新潟支社によると、特急いなほ、特急しらゆきや普通列車の計35本を運休した。遅れを含め約1800人に影響した。