エレガント渡会がサウナを初監修! 札幌定山渓「湯の花 定山渓殿」和風浴場側サウナを刷新!80℃マイルドなのに体感アッチアチ!その仕掛けとは?札幌の奥座敷・定山渓温泉郷がサウナ郷へ!北海道のサウナ野郎パンダ・リー「ととのえ道場」[179]

エレガント渡会師が目指す「理想のサウナ」とは?

“日本一エレガントな熱波”でお馴染み湯の花グループ顧問のエレガント渡会師が、札幌の奥座敷・定山渓温泉をサウナ郷に変える!!

「湯の花定山渓殿」和風大浴場のサウナ室が2023年10月21日リニューアル。渡会師が選んだ設定温度はなんと…80℃!

熱すぎないサ室」*で、ロウリュの蒸気に包まれ、渓谷を眺めて汗かくのはまさに至高♪

サウナを知り尽くしたカリスマ熱波師が手がけたサウナは、人を選ばぬ極上サウナだったっす。

定山渓の豊かな森がもたらす水と風でととのったっす。パンダ・リーっす。

*サウナを刷新した「和風大浴場」は男女日替わりっす。

札幌「定山渓」

エレガント渡会師が初めてサウナのプロデュースを手がけた舞台は、北海道の首都・札幌の奥座敷「定山渓」。札幌駅から南に27キロ、車で約40分の自然豊かな温泉地っす。

(©定山渓観光協会)

支笏洞爺国立公園内に位置して、緑豊かな渓谷の湯どころ・定山渓温泉郷は開湯157年。開祖は岡山出身の修験僧で、小樽で湯治場を営んでいた美泉定山(みいずみ じょうざん)パイセン。

(©定山渓観光協会)

アイヌの人たちの案内で温泉が湧く源泉を教えられた定山は、人々の療養のため幾多の困難を乗り越えて、未開だった地を開墾。温泉郷の礎を築いた定山パイセンの功績を讃えて「定山渓」と命名されたそうざんす。

(©定山渓観光協会)

定山パイセン、ホントにあ~たす!今でも熊出る南区で。身長180センチの大男だったそうっすが。重機もない中、体を張ってこの温泉郷を切り拓いてくださったとは…。

(©定山渓観光協会)

源泉沸く「湯の花 定山渓殿」

蒸気を味わう「熱すぎるサウナ」が誕生したのは、定山渓温泉郷の南に鎮座する『湯の花 定山渓殿』ざんす。今月、ちょろっとお邪魔しやした。平日の朝イチ、午前10時すぎ。

子供の温泉ラッコ「ゆうゆくん」がお出迎え♪

湯の花といえばお馴染み!モスグリーンが鮮やかな巨大な「殿」

名古屋城ばりにデカいっす(笑)早速中へ~。

湯の花グループの特徴の一つは、殿ごとに温泉の泉質が異なること。湯の花定山渓殿の泉質は「ナトリウムー塩化物泉」。いわゆる食塩泉っす。無色透明で保温保湿効果があると言われていやす。源泉を所有。2019年電子波処理装置「ナノテク」を導入。お湯や水をナノレベルで分子振動させてきめ細かな肌ざわりにするんだそうっす。

サ室を刷新したのは「和風大浴場」。ではパパっと着替えて、大浴場へ。体を清めて、まずは湯通し。定山渓殿といえば、温泉好きだったころに通っていたんで覚えているのがこちら。内湯の浴槽に鎮座して温泉がジャンジャン湧き出る超豪華で超デカイ「湯釜」風の石の彫刻!

(こちらは「洋風大浴場」のほう。🄫湯の花)

これは珍しいっす。職人さんの手作りだとか。立派だわぁ…。愛でながらお湯をいただきやす。愛媛の道後温泉を彷彿とさせる本格的な雰囲気…。温泉の湯船にゆっくり浸かるのもいいっすねぇ♪大きなガラス窓の外は露天スペース。山水画のような渓谷がパノラマ広がっていやす。まもなく渓谷は雪化粧にー。

(©湯の花)

ロウリュで発汗「80℃のフィンランド式サウナ」

Before「昭和ストロングなドライサウナ」

これまでの定山渓殿のサウナは、高温だった記憶があるっす。いわゆる“昭和ストロング”。リニューアル前のそのサウナがこちらっす。

(©湯の花)

遠赤外線式のドライサウナ。しっかりしたつくりのひな壇は3段。定山渓観光協会HP「サウナ大国JZK」によると、その設定温度は90℃。これが一体どう変わったのか?

レジェンド・濡れ頭巾ちゃんパイセン。11月に定山渓殿を早くも訪問。「(サウナの)全てを知り尽くしたエレガント渡会さんがつくったサウナがすごかった!」と大絶賛していらっしゃいやす。

さぁさぁ、サウナに参りましょう。

After「80℃のロウリュサウナ」

(Instagram「湯の花」から)

リニューアルして、ピカピカで明るい印象のサ室ざんす。あ、なんか書いてますよ。

ロウリュはオートロウリュ。ロウリュは1時間に3回で。00分、20分、そして…37分(笑)しかも37分のロウリュは“HOT”だと。これは一体どういうことなのか?では早速謎解きしやしょう。サ室の中へ入りましょう。

お~~~っ♪ど真ん中にストーブが鎮座。フィンランドサウナの絶対王者HARVIA製CILINDRO

(©湯の花)

とても明るいサ室。左の窓の向こうは大浴場。正面の窓はなんと…渓谷ビュー。朝イチですが、熱心なベテランサウナーが点在して座っていやす。1セット目は、以前のサ室ではストーブのあったところへ。ひな壇は二段。二段目に座りやす。TVに向かって左の小さなくぼみ(笑)

(©湯の花)

や、やさしい体感♪あのサウナ特有の“熱圧”がないっす。でも熱さはしっかり。湿度をしっかり感じるざんす。おっさんの汗による湿度ではにゃい爽やかなやつ(笑)で、呼吸が楽。

♪ジュジュジュジュジュジュジュジュ~ ジュジュジュジュジュジュジュジュ~

オートロウリュが発動しやした。これは毎時20分のやつ。ざっくり10秒ぐらい。お、すぐキタ!!

(Instagram「湯の花」から)

しっかりアツい蒸気♪でも痛くにゃい。毎時20分のロウリュにしては湿度を随分感じやす。もしかしたらストーン上にあるサウナ噴水のおかげとか。もしやロウリュも予定以外でも稼働してるんじゃないすかねぇ?

ゆっくりの~んびり10数分。エレガント渡会師の狙いを探りながら汗かいたっす。

ナノスイの水風呂

水風呂は、サ室を出てすぐ左。まずは温泉かけ湯で汗カット。ん~贅沢。では、いざ水風呂へ!

ん~、キンキンざんす♪この日は体感15℃

水もと~っても爽やかで滑らか。これはもしや、ナノテク導入による高品位な「ナノスイ」のおかげなんでありやしょうか(笑)45秒ほど浸かって冷やして、あの外気浴へ!

渓谷ビュー!ととのいスペース

滅茶苦茶ひろ~い露天スペース。眼前に広がるのは渓谷のパノラマ

うひょ~~~っ♪

札幌都心部からわずか40分でこの大自然。サウナ✖自然の掛け合わせ、やっぱサイコウ…‼

37分のロウリュは激熱!

2セット目は、最上段3段目に座りやす。

こちらは初めっから体感温度が高めざんす。たとえて言えば…ロウリュ前のニコーリフレのサ室(笑)。正面にはストーブと抜けにはTV。左は渓谷ビュー。あぐらをかいて。いよいよ“HOT”だという毎時37分のロウリュを待ちやす。

♪ジュジュジュジュジュジュジュジュ~ ジュジュジュジュジュジュジュジュ~

お~、きた!いい感じっす。すぐに蒸気がやってきやした。

♪ジュジュジュジュジュジュジュジュ~ ジュジュジュジュジュジュジュジュ~

お!また来やした、熱い蒸気が。しかも…かなり熱くなってきやした。

♪ジュジュジュジュジュジュジュジュ~ ジュジュジュジュジュジュジュジュ~

お~~~っ!連続3回、トリプルロウリュ!!これはたしかにSO HOT‼めっちゃアチアチ‼が~っつりが~っつり発汗ざんす♪

汗カットして、キンキンの水風呂でクールダウン。

からの、キンキンの外気浴!く~~~っ、急速冷却♪

もう1セット繰り返し。肌ベースではちょっち冷えちまったわがままボディを温めるため、露天スペースにある「寝転び湯」へ。

(©湯の花)

ゆうゆくんを眺めながら、ととのったっす~♪

サ飯は「あんかけ辛つけ麺」

湯の花といえば、豊富なサウナ飯が人気ざんす。

小樽・朝里殿でいただいた「若鶏の唐揚げ(半身)」。ジューシーで旨かった♪

そして今回。エレガント渡会顧問が「湯の花定山渓殿」サウナリニューアルを記念して監修した新メニュー。それがこちら。でんっ!「あんかけ つけ麺」

その「辛つけ麺」をいただきやす。

不動の人気メニュー「あんかけ焼きそば」をアレンジ。具だくさんの辛味あんかけスープでいただく、中太麺 with BIGチャーシュー。

紅しょうが、酢で味変できて。あんのスープに浮かぶのは糸とうがらし!この細やかなこだわりが、実にエレガント師監修っぽい(笑)


ん~、旨いっす♪

新作「Y.N.H.N」

帰りはグッズコーナーへ。

むむ?サウナリニューアル記念の「Y.N.H.NロングスリーブT」。Y.N.H.N…YuNoHaNa、湯の花!「TTNE」オマージュか(笑)

面白いんで、グレーっぽい「アッシュ」のを購入ざんす。

よく見たら缶バッチがついてて。右袖にはゆうゆくん✖ファミリーのワンポイント。このこだわりもまた、エレガント師っぽいっすねぇ(笑)

☆次回はエレガント渡会師ロングインタビュー!湯の花定山渓殿のサウナで伝えたかった想いとは?さらに朝里殿で一度披露したっきりの「熱波師エレガント渡会」はこのまま引退⁉その真相もたっぷりと!

(撮影:豊澤瞳さん 「X 豊澤瞳」から)

☆格納YouTube「濡れ頭巾ちゃんのサバナ!」:エレガント渡会が顧問のサウナでととのう@定山渓殿「湯の花」


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